2024年4月1日以降、民法の再婚禁止期間規定が廃止されます。それ以降なら離婚後いつでも婚姻届を出すことができるようになります。再婚禁止期間がなぜ設けられているのかというと、「子供の父親が誰かという混乱を避け、扶養義務のある父親を特定することで子どもを保護するため」なのだそうです。
再婚禁止期間、4月から廃止 子の父は「出産時の夫」にhttps://t.co/z2lbVu3wsl
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 21, 2024
■
今までは離婚した女性は100日以内に再婚ができませんでした。
騒がれてはいるけど、男性側が廃止される再婚禁止期間の100日以上相手女性と結婚をしなければいいだけだから問題ない気もする。
それでも結婚したいっていうならそのリスクを負う覚悟があるってことで。 https://t.co/NplPQDjKnU— enn_48 (@enn_48) March 21, 2024
現時点でも、離婚時点で妊娠していない事実や、離婚後に妊娠したことが証明できる場合は再婚禁止期間を考慮する必要はないそうです。
参照:再婚禁止期間ってなに?目的や例外をわかりやすく解説 Sin
民法では離婚後300日以内に生まれた子どもは前の夫の子どもであると「推定」されていました。明治時代にはできたこの制度は、子供の地位を安定させる意図がありました。
いままでは離婚後300日以内に生まれた子どもは前の夫の子どもであると「推定」されていました。 今回の法改正では、離婚後300日以内に生まれた子であっても、出産の時点で母親が再婚していれば、新しい夫の子どもであると推定されるとともに、離婚後100日の「再婚禁止期間」も廃止されます。 https://t.co/UdfXFqKxJ2
— 野口まさし (@masashi_ngsk) March 21, 2024
注意しなければならないのは再婚しなければ今までと同じく300日ルールが適応されるとのことです。
※補足
ただし再婚しなければ、今までと同様に300日ルールが適応されます。— 野口まさし (@masashi_ngsk) March 21, 2024
一方、DNA鑑定を義務付ければよいのではないかという声も多くあがっています。
これなんで何回いじってもDNA上の父にならないんですか? https://t.co/t5hs15GMZc
— Shen (@shenmacro) March 21, 2024
これからの再婚にどのような影響がでてくるのでしょうか。
これはこれで、
離婚→即入籍即妊娠判明で出産、再婚相手の男性喜ぶも実は…ってこともありにけり…?
カッコウ的な…?ほか、再婚禁止期間無くなることで、どんなケースがあり得るんだろ?
— たゆんちゃん (@AtreNetan) March 21, 2024
母が新しいパートナーとの間に生まれた子供が前の夫が父と推定されるのを避けようと、出生届を出すのをためらい、子供が無戸籍のままになっている例が多いととのことです。
そうそう、改正民法が成立して、女性の100日間の再婚禁止期間が撤廃されました。これからは女性も、離婚した当日から再婚できるようになります。
ーーー
無戸籍者の解消へ改正民法が成立 https://t.co/g9WQi0prjN— 倫獄(リンゴ) (@ringo_yakuri) December 16, 2022
今回の民法改正では、教育に必要な範囲で親は子を懲戒できるとする懲戒権の削除も盛り込まれているということなので、児童虐待も減るといいのですが。
懲戒権規定の削除が現在国会審議中。衆議院はれいわ以外の賛成で通過済み。こうやってみると、約10年で子ども関連の法律はだいぶマシになってきたなと感慨深い。平成23年改正前の懲戒権のひどさたるや。 pic.twitter.com/rvcUBEebso
— はし@子どもの権利 (@free_andpeace) November 23, 2022
再婚禁止期間も大事ですが、お互いの信頼関係がいちばん大切ですね。
再婚禁止規定がなくなるのはいいんだけど、不倫とかDVとかやらかして離婚したやつも10年くらい再婚禁止期間設けてほしい。
— もも氏 (@Genkai_go_jp) March 21, 2024