きのう内閣府の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」の資料に提出された構成員資料に「国家電網公司」の電子透かしが入っていました。
電子透かしはファイルに電子情報を埋め込むもので、物理的にコピーしても電子コピーしても残ります。画像キャプチャーはこんな感じですが、Acrobatでは見えません。
国家電網公司は、中国の国営電力会社。これは同社の使っているコピー用紙だと思われます。通常は部外秘の情報を配布するとき、それが不正コピーされてもわかるように使われるものです。
指摘を受けた内閣府は、ただちにこの資料を削除。
この透かしは、発表した再エネTFのメンバーである大林ミカ氏(自然エネルギー財団事業局長)の資料です。
再エネTFについては「提言の内容がめちゃくちゃだ」とか「再エネ業者の利益誘導だ」という批判が強い。
この際、こんな中立性の疑われる「タスクフォース」を内閣府が続けるべきかどうか、再検討したほうがいいでしょう。