今週ずっとXのトレンドのトップを走っていた大林ミカさんが、内閣府の再エネタスクフォースを辞任しました。
しかし辞任しても問題は解決しません。自分の経歴について公の場で説明が必要です。まず自然エネルギー財団の公式プロフィールはこれ。
ところがここには、学歴が書いてありません。普通は政府の審議会に出るような有識者なら、大学教授とか博士号をもっているとかが普通ですが、大林さんの学歴は「小倉の高校」としかわかっていないのです。2007年のインタビューではこう語っています。
この東京の「翻訳の学校」が最終学歴のようです。その後は「時給制の英語塾の教師」をやったりして、1992年に高木仁三郎の原子力資料情報室に翻訳のアルバイトとして入りました。1964年生まれらしいので、このとき28歳。
2000年に原子力資料情報室をやめ、飯田哲也さんと「環境エネルギー政策研究所」を設立しました。
このようにアカデミックな業績は何もありませんが、活動家としての経歴は華やかで、社民党の福島みずほ党首の応援団を自認しています。
グリーンピース・ジャパンの理事にも名前がありますが、公式プロフィールには書いてない。
再エネタスクフォースの中心メンバーとして、あちこちの役所の審議会で暴れ回り、中国とも関係が深い。
日本の電力網を中国共産党の支配下に置く「アジアスーパーグリッド」の中心人物でした。
なぜか事務所には中国の朱鎔基元首相の額が。
河野太郎さんとともに行動し、国会でも「原発ゼロ」議員を集めています。
しかし国籍は不明。「大林ミカ」が本名かどうかもわからない。
このように謎だらけですが、今に至るも内閣府から公式の説明はありません。なぜこんな正体不明の人物を政府の有識者会議に入れたのか。大林ミカさんについてのセキュリティ・クリアランスと情報公開が必要です。