エコノミークラスでも快適なフライトを実現するコツ

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コロナ禍の反動で最近は旅行に出かける人が増えてきました。ホテルの宿泊価格も上昇していますが、飛行機の機内も混雑するようになりました。

私は国際線はビジネスクラスやファーストクラスで移動しますが、国内線は基本的にいつもエコノミークラスです。

国内線に関してはビジネスクラスやファーストクラスに「価値>価格」を感じないからです。

エコノミークラスと言っても、いくつかの工夫をすることで、より快適なフライトになるようにしています。

まず、航空会社のステイタスを獲得することです。このステイタスは一旦獲得すれば、ステイタスカード(写真)の発行手続きをすることで永久会員になることができます。

ステイタスを獲得すると、エコノミークラスを利用する場合でもラウンジが使えるようになります。

JALの国内線のサクララウンジは年々サービスが悪化して、今やビールが飲める休憩室といったレベルですが、それでも空港のロビーのベンチに座るよりは落ち着きますし、電源やWi-Fiを使って仕事もできます。

また、ステイタスがあると手荷物検査に関しても優先レーンがある空港が多く、行列に並ばなくてもサクッと通過することができます。これは時間ギリギリだったり、混んでいる時にはとてもありがたいサービスです。

さらに、ステイタス保有者の機内の優先搭乗もあります。搭乗時間が後になると機内の通路が混雑して、席に到着するまでに時間がかかります。また、荷物の格納ができない場合も出てきます。先に機内に入れるのも快適なフライトには重要です。

そして、ステイタスとは関係ありませんが、座席の予約をするときは非常口の横の席を取るようにしています。非常時には避難のアシストをすることを要請される席ですが、前の座席とのピッチが広く、同じエコノミークラスでもより快適なことが多いのです。

飛行機での移動は、できるだけ待ち時間を少なくして、機内で広いスペースを確保することです。

最近、国内を飛行機で移動することが多いので、更に小技を磨いていきたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年3月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。