モディリアーニ展見たあと、この美術館が所有する、他のポール・ギヨームコレクションも眺める。
おぉ、”苺”が戻ってる!
この美術館で一番好きなのは、ルノワールの”桃”と”苺”。この二年くらい、”苺”は展示されてなくてずっと恋しかった。
”林檎&洋梨”とともに、果物3点横並び。見れば見るほど、苺と桃の素晴らしさにうっとり。ほんっとおいしそうなんだよね、この白桃と苺。
桃はかぶりつきたくなるし、苺はつまみたくなる。((苺をテーマにした絵画の個人的2大作は、ルノワールのこれと、シャルダンの”森苺”。シャルダンのは、絵画の見事さもさることながら、苺の積み上げ方もお見事。ルーヴルに引っ越してきて観られるといいね〜。)
似た感じだけど、描かれた時期は20年以上も隔たっている。
二つ一緒に目の前にすると、どちらがより好きかどうしても決められない。悩みながら、しばし絵の前に佇み、愛する2作品を満喫してテンション上がる♪
モネやセザンヌ、スーティンやルソー、マティスとピカソも愛で、最後はモネの睡蓮ルーム。人が多くて雰囲気に浸れないのが残念。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年1月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。