イスラエルはイランからの本土ミサイル攻撃を受けたことを非難するため、国連安保理の開催を求めました。
【速報】イスラエルは国連安保理の緊急会合開催を要請した https://t.co/dbRXto09O8
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) April 14, 2024
開催された安保理では、イランとイスラエルが非難の応酬を繰り返し、欧米諸国は両者に自制を求めていました。
イスラエルとイラン、安保理緊急会合で非難の応酬 https://t.co/QMIHqSb5Z4
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) April 15, 2024
国連安保理 イランとイスラエル双方に自制求める意見相次ぐhttps://t.co/rfndTrgoPQ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 14, 2024
しかし、自国にとって都合の良い時だけ国連安保理の見解を尊重するイスラエルの態度はダブルスタンダードにあたるとの批判もあります。
イスラエル、さんざん国連決議無視してきて、こんな時だけ国連を使うとは、、、#StopGenocideInGaza https://t.co/6m7Ec5v0lQ
— こだまっく (@hidekodama) April 14, 2024
イスラエルはこれまで国連決議のみならず国際法全般に違反する行為を繰り返してきました。
イスラエル軍はガザ地区に住む非戦闘市民を大量に殺害しており、ジェノサイドを行っているとの疑いが持たれています。国際法違反の最たる例です。
3万3000人を虐殺したイスラエルを全面支援する日本保守党の飯山あかりも、ジェノサイド条約違反じゃないの。 https://t.co/cTzfwThomd
— 池田信夫 (@ikedanob) April 11, 2024
イスラエルの最大の支援者である米国政府のスポークスマンは国連の決定に拘束力は無いと示唆しています。
それにも関わらず、なぜイスラエルは今になって国連を活用しようとしているのでしょうか?
たぶんバイデン政権の報道官は、憲章7章の強制措置の権限を伴っていないということを「non-binding」という表現で言ってしまったのだろうが(イスラエルに気を遣うことが自分の務めだとけなげな一官僚として信じ込む余り)、安保理決議による要請の法的拘束力を否定するのは、国連憲章違反。 https://t.co/8kCLI8mIrZ
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) March 26, 2024
イスラエルはイランからの本土攻撃という未曾有の事態に乗じて、国際世論の喚起を狙っています。
しかし、今回の報復攻撃が、イラン大使館爆撃に起因していることを忘れてはなりません。
「一線を越えた」イスラエルが言える言葉なのか?
「米国のロバート・ウッド国連代理大使が「イスラエル国家に対する前例のない攻撃だ」と指弾。イランに「責任を取らせるための措置」を安保理で検討する考えを示した」
まるで、イスラエルによるイラン領事館への爆撃がなかったかのような振る舞い pic.twitter.com/eB3h5cZCIY
— 清水泰雅 (@steco_shimizu) April 15, 2024