イランは自国のシリア領事館をイスラエルが攻撃し、死者が出たことに対する報復措置として、イスラエル本土に向けて大量のミサイルと無人機で攻撃を行いました。
イランはこの報復措置によって「この件は終結」したとして、これ以上の攻撃は行わないと宣言しました。しかし、イスラエルはそれにもかかわらず、イランに再「報復」を行う姿勢見せています。
イランの軍事行動は、国連憲章第 51 条の正当防衛に基づいて行われ、ダマスカスにある我が国の外交施設に対するシオニスト政権の侵略に対する報復であった。この件は終結したとみなしてよいだろう。しかし、イスラエル政権がまた過ちを犯した場合、イランの対応はより厳しいものとなるだろう。これはイランとならず者イスラエル政権との紛争であり、米国は絶対に関与してはならない。
イスラエルは報復としてイランの核施設を攻撃するのではないかと懸念されています。イランもその可能性を想定して、核施設の閉鎖を急いでいるようです。
米国の反イラン強硬派からはイランの核施設を叩く絶好のチャンスが訪れたとはしゃぐ人たちがいます。
元大統領安全保障補佐官のジョン・ボルトン氏はその一人です。
米国はイランに対してイスラエルからの本土攻撃を甘んじて受けるように「お願い」をしているようです。これではイランのメンツが立ちません。
https://twitter.com/AkimotoThn/status/1780216116113261005
バイデンはイスラエルに対しても「お願い」をしていますが、こちらも言う通りに動いてくれるかは分かりません。
中東情勢は世界経済にも影響を与えています。
ネタニヤフ政権がイランに対する武力攻撃を行うことは決定事項であるとされています。イスラエルの動向は世界が注視しています。