令和書籍の歴史教科書検定合格に隠岐さやか「600箇所の欠陥、論文なら却下」⇒竹田恒泰「1000箇所以上で合格の大手も」

報道しない自由による隠蔽

令和書籍の歴史教科書検定合格に隠岐さやか「600箇所の欠陥、論文なら却下」

令和書籍の歴史教科書が文科省の検定に合格した事の詳細を報じる毎日新聞記事に関して、オープンレター呼びかけ人の隠岐さやか氏が「20年度は600箇所の欠陥、論文なら却下」などとXで投稿しました。

これに対して令和書籍の社長である竹田恒泰氏から反論がありました。

結論から言うと、他の出版社の教科書も同様の「経験」は過去にあり、そのことを毎日新聞記事では触れずに隠蔽し、比較不能にしていると言えます。

竹田恒泰「600箇所の内、明らかな誤りは3%程度、1000箇所以上で合格の大手も」

竹田氏は「600箇所の内、明らかな誤りは3%程度」「大手の東京書籍は地図帳で1000箇所以上の欠陥があっても合格しました」などと指摘しています。

教科書検定の結果については文科省が公開しており、「欠陥」と評される誤記、誤植、脱字など内容の同一性を失わないような訂正箇所数も掲載されています。

教科書検定結果:文部科学省

訂正申請における誤記、誤植又は脱字に係る訂正箇所数:文部科学省

ほか、例えば山川出版の検定教科書である「詳説日本史」の2003年出版のものについても【563箇所】の訂正箇所が指摘されたことがあります。

こうした数百箇所の訂正部分が指摘された検定教科書は度々存在しており、現在の検定結果の公表の仕組み以前のものでは、歴史教科書だけでも検定意見として264箇所237箇所168箇所が付されているものがWEB上で見つかります。

なお、令和書籍とは関係なく日本の他の出版社による歴史教科書に記述について韓国政府が抗議しています。

韓国政府が日本の教科書検定に遺憾表明 日本大使呼び抗議 | 聯合ニュース

韓国の外交部は22日、日本政府が公表した中学校教科書の検定結果について、「日本政府が独島に対する不当な主張と歴史的事実に合致しない主張に基づいて記述された教科書を検定で通過させたことに深い遺憾の意を表す」との声明を出した。

~省略~

外交部の金烘均(キム・ホンギュン)第1次官は同日午後、日本の相星孝一駐韓大使を同部庁舎に呼んで抗議した。

文科省が入る中央合同庁舎第7号館 国交省HPより 文部科学省、文化庁、国立教育政策研究所(上野庁舎を除く)及び科学技術政策研究所


編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2024年4月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。