出口里佐です。
本日は、日本の中でも珍しいサルディニア料理とお菓子の専門店、セアダスフラワーカッフェをご紹介します。
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セアダスフラワーカッフェの看板の片面
お店は自由が丘駅から徒歩5分ほどで、自宅の近所。何度も前を通り過ぎていたのですが、1ヶ月ほど前、近くの駅にお住まいの常連の方と話す機会があり、これはぜひとも行かないとと、存在を再認識して、夫と早速ディナーに行って参りました。
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お店は通りから少し奥まったところ。左手。
こちらのお店は、元々セアダスというサルディニア島のお菓子専門のカフェだったのが、最近ここ一年くらい前からお料理も提供する様になったそう。夜17時からは、お店の名前が、MIRTO(ミルト)、になります。
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セアダスフラワーカッフェ入り口。
セアダスは、お花の形にカットした、春巻の様な生地にペコリーノ(羊)チーズを挟んで、ゆっくりと時間をかけて揚げたものに蜂蜜をかけたお菓子。この日は、夜のお料理のコースの最後のデザートとしていただいたので、少し小さめ。蜂蜜はオレンジの花から採取した爽やかなものでした。食べた瞬間に、コクのあるペコリーノチーズが溶けたのと、蜂蜜と揚げた生地とが混ざりあって、美味しかったです。
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サルディニアのビール
夜のコース料理は、電話による予約制です。肉料理がつくコース(7700円)と肉料理なしのコース(5500円)があります。
5月のコースは、
パーネカラザウのホットサンド
タコとセロリのサラダ
パスタ
羊のリコッタのラヴィオリ
デザート
小さなセアダスとカッフェ
ここまでが、5500円のコース。
肉料理
仔羊のポルペッテ
パーネカラザウは、サルディニアの薄焼きせんべいの様なパン、素朴な味わい。
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パーネカラザウのホットサンド
サラダのドレッシングもサルディニアのオリーブオイル。ちょうど家のが切れていたので購入しました。
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タコとセロリ、ジャガイモのサラダ。オリーブオイルもサルディニアのもの。
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パーネカラザウは素朴な味わいなので、それ自体は主張しないでお料理を引き立てます。
ラヴィオリの歯応えも、中に詰めたリコッタチーズもグッド!
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パスタ。羊のリコッタチーズが詰まったラヴィオリ、トマトソース。
肉料理のポルペッテは、荒目にたたいた仔羊のお肉とハーブで作ったミートボール。食べたときに弾力があると同時に肉汁の旨みが押し寄せます。
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肉料理は、仔羊とハーブの肉団子。荒くたたいたお肉の弾力が適度にあり、食べると肉汁の旨みが押し寄せます。
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夜のコースのセアダスは小さめ。
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セアダスの中はこんな感じです。揚げたてパリパリの生地、コクのあるペコリーノチーズ、オレンジの爽やかな蜂蜜が溶け合って、素晴らしい味わい。テーブルに運ばれたら、賞味期限は5分以内だそう。写真撮ってる場合では無いですよって!
お店では、サルディニアの蜂蜜が2種類、オレンジの花のものと、ミルトの花のものが購入できます。ミルトの花のものは、希少らしく、味見させていただきましたが、黒糖の様なコクがあり、栄養がありそうな気がしたので、こちらも購入。
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蜂蜜は、オレンジの花と、ミルトの2種が販売されています。
ミルトは特に希少で、黒糖の様な味わい。
この他、店内には、サルディニアの伝統菓子の、色々な種類のクッキーやビスケット、ケーキが並んでいました。食いしん坊としては素通りする訳にはいかなく、日持ちする様でしたので、いくつか購入。
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絵が可愛い、伝統菓子詰め合わせ缶
食べるものだけでなく、サルディニアの手作りの工芸品もあり、可愛らしい刺繍が施された鍋つかみもゲットしました。
こちらのお店には、サルディニアからのお客様も良く訪れるそうで、壁にサインを残して行くそうです。
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サルディニアからのお客様達が残したメッセージとサイン
ご主人は絵を描くのが本業らしく、サルディニアで依頼されて壁画を描いたそうです。こちらの独特の雰囲気のある看板も、ご主人によるもの。私の色々な質問に答えてくださった奥様のおもてなしも、居心地良く、とても感謝しています。
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ご主人による、独特の雰囲気のある、お店の看板。もう片面。
お店にはサルディニアの音楽が流れ、ここが自由が丘であることを忘れます。日本のなかのサルディニアにぜひ一度訪れてみてください。
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TEL:03-6459-5987
住所:東京都目黒区自由が丘2-16-11