オペラ・バスティーユで、アデス「皆殺しの天使」舞台稽古見学。
作曲家トーマス・アデスの指揮姿や、私服で歌う歌手たちの姿見るの、楽しい。歌手同士の仲良し加減とかも微笑ましい。
オペラ、特に今回みたいな演技大変系のお稽古見ると、俳優としての力量が必要な最近のオペラ歌手の労力が偲ばれて、がんばれーって応援したくなる。
舞台稽古後、ディナーまで1時間半あるので、ポンピドーセンターの「国立近代美術館」で暇を潰す。
上に登ると、雨上がりの空がきれい。
マティス、ドローネー、シャガール、ルオー、ピカソ、クプカ、ミロ、ル・コルビュジエ、クレー、アンタイ、ド=スタールらから、美と感性のオーラをもらう。
外に出ると、すっかり日が暮れてる。
ひと雨ごとに、春の匂いが濃くなりつつある今日このごろ。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年2月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。