フランス国立近代美術館@ポンピドーセンター(パリ4区)

オペラ・バスティーユで、アデス「皆殺しの天使」舞台稽古見学。

作曲家トーマス・アデスの指揮姿や、私服で歌う歌手たちの姿見るの、楽しい。歌手同士の仲良し加減とかも微笑ましい。

オペラ、特に今回みたいな演技大変系のお稽古見ると、俳優としての力量が必要な最近のオペラ歌手の労力が偲ばれて、がんばれーって応援したくなる。

しんとしたフォワイエ。

舞台稽古後、ディナーまで1時間半あるので、ポンピドーセンターの「国立近代美術館」で暇を潰す。

上に登ると、雨上がりの空がきれい。

マティス、ドローネー、シャガール、ルオー、ピカソ、クプカ、ミロ、ル・コルビュジエ、クレー、アンタイ、ド=スタールらから、美と感性のオーラをもらう。

いつも通り、マティスの傑作が入口でお出迎えしてくれる

”青騎士”要素あふれるカンディンスキー

左は、コリーウルの太陽があると思えない色彩。大戦中の作品。
もっと前の時代のコリーウル窓は明るい色に満ちてるのにね。

大好き金魚ちゃん

数年前のサン=ローラン&美術館時のクチュール&タブロー作品のコラボが大人気だったからか、
その後もボブールはこのミックス展示が多くなった。
ピカビア&川久保

シャガール&ヴァン・ヘルペン

カンディンスキー&アライア

クプカルーム

ル・コルビュジエ 2Dと3D

ピカソ&マティス 南仏仲良し&ライヴァルコンビ

クレー好き♪

ミロも大好き。3つのブルー(右手前にもう一つある)、春はグルノーブルに営業出張なのでしばらくみられなくなる。

ド=スタールと、

アンタイを眺めて、またねボブール。

外に出ると、すっかり日が暮れてる。

ひと雨ごとに、春の匂いが濃くなりつつある今日このごろ。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年2月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。