パリ国立オペラ座、2024-2025シーズン発表会。
プレス発表会とAROP(オペラ座後援会)発表会、雰囲気が微妙に違う。AROPは暖かく見守りみんな嬉しそうにあーだこーだ、プレスはピリッとする質疑もいくつか。そりゃそうか。
来シーズン、絶対観るオペラは二つ、コンサート&リサイタル二つ。バレエは、久々にほぼ誰からも文句が出ないだろうプログラミング。オレリー案件とジョゼ案件半々だそう。
「オネギン」でロラとマチューがアデュー(感慨深い)、バスチーユデビューする「パキータ」(舞台装置微妙に変わりそうだけど、久々で嬉しい)、マニュ先生ヴァーションの「シルヴィア」(ちょっと楽しみ~)などなど、10プログラムの少数精鋭。
25年にはまた日本公演あって、「プレイ」持っていくそう。オーケストラピット利用はもちろん、パレ・ガルニエのあの空間の中に風船飛ばすからこそ美しいのに、日本はいったいどこでやるんだろう?(シモンもマリオンもいない「プレイ」、ちょっと不安。)
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年3月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。