ロシアのプーチン大統領が18日夜から北朝鮮を訪問する予定です。24年ぶりの訪朝となります。
【速報】#プーチン氏 24年ぶり訪朝へ
ロシア大統領府は、プーチン大統領が18日から #北朝鮮 を訪問すると明らかに
▼関係者によると18日夜に平壌に到着
19日に一連の会談を予定。去年9月、金正恩総書記がロシアを訪問した際にプーチン氏を北朝鮮に招待… pic.twitter.com/bTFcLmihut— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) June 17, 2024
プーチン氏は今回の外遊で北朝鮮だけではなく、ベトナムの訪問も予定しています。ベトナムとは経済関係の強化を図り、西側の制裁包囲網からの抜け道を増やす思惑が透けて見えます。
プーチン大統領の北朝鮮、ベトナム訪問 ウシャコフ露大統領補佐官が詳細を明かす
🇷🇺🇰🇵 北朝鮮訪問:
🔸 おそらく、戦略的パートナーシップ協定が締結される。文書については現在協議中で、安全保障の問題が考慮されるものとみられている。
🔸… https://t.co/pEc2gnNbpT pic.twitter.com/pJaneYVBcK
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) June 17, 2024
北朝鮮はこれまで秘密裏にロシアへ弾薬や短距離弾道ミサイルの供与を行ってきました。今回のプーチン氏の訪問を機に、軍事支援を一段と強化させることが予測されます。
「北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る国連安全保障理事会の決議に違反して、北朝鮮から、ウクライナ侵略を続けるロシアへの武器・弾薬の運搬に使われた疑いがある」
ロシア貨物船が4月前半に北朝鮮寄港、北製の武器や弾薬運搬か…読売新聞の衛星画像分析(読売新聞オンライン)https://t.co/fwcwZe4Cdd
— PC版らふのゆき@ラフロイグと出羽雪 (@LaphroaigInvest) June 9, 2024
1950年に勃発した朝鮮戦争の際にはロシアから支援される対象だった北朝鮮ですが、約70年の時を経て立場が逆転しています。
History Turns Upside Down in a War Where the Koreas Are Suppliers https://t.co/82ZYT2TUBp
— Berangere Cagnat (@berangerecagnat) September 14, 2023
ワシントンとモスクワは70年前、北(北朝鮮)と南(韓国)の戦争の火種となった朝鮮半島に武器と援助を提供した。そして今、歴史が逆戻りする運命的な瞬間に、ロシアとアメリカは同じ同盟国に手を差し伸べ、ひどく必要とされている軍需品を供給している。
プーチン氏は訪朝前に、ロシアと北朝鮮の歴史的友好関係について言及した論文を発表し、そこで「日本軍国主義」を非難しています。
ウクライナ侵攻前にもプーチン氏は「ロシアとウクライナ人の歴史的一体性」と題する論文を発表し、ウクライナ併合を正当化しました。
プーチン大統領の論文「ロシアと北朝鮮:長年にわたる友好と協力の伝統 全文
ー>日本軍国主義、関東軍、朝鮮民族という言葉を使っている
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「ロシアと北朝鮮:長年にわたる友好と協力の伝統」という文章を書いた。 クレムリンのウェブサイトに掲載されている。…
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 18, 2024
ロシアと朝鮮民主主義人民共和国の友好・善隣関係は、平等、相互尊重、信頼の原則に基づき、70年以上に遡り、輝かしい歴史的伝統に富んでいる。両国民は、日本軍国主義に対する困難な共闘の記憶を大切にし、戦死した英雄を称える。1945年8月、ソ連軍兵士は朝鮮の愛国者たちと肩を並べて戦い、関東軍を打ち破り、朝鮮半島を植民地支配から解放し、朝鮮民族が自主的に発展する道を開いた。1946年、赤軍による朝鮮解放を記念して平壌の中心部に建てられた牡丹峰の丘の記念碑は、両国民の兄弟愛の象徴である。
ロシア軍は北朝鮮の攻撃を用いウクライナ軍を攻撃しており、ウクライナからすると立派な交戦国です。しかし、その交戦国と日本政府が先月モンゴルにて拉致問題交渉を行っていたことが判明したことは、拉致問題と西側との連帯の間で揺れ動く日本の苦悩を浮き彫りにします。
韓国の有力紙、中央日報は日本と北朝鮮が5月、モンゴルで接触していたと複数の消息筋の話として報じました
北朝鮮側の意図について中央日報は「経済や外交の突破口を模索しているといえる」と伝えていますhttps://t.co/xbkZTMSVbq#nhk_video pic.twitter.com/Em6tGv4fq8
— NHKニュース (@nhk_news) June 13, 2024
北朝鮮が対ロ軍事支援を強化で急速する中で、日本が拉致問題交渉を本格化させることは、ウクライナを見捨て、西側諸国との関係悪化につながる懸念があります。
一方で、核ミサイル技術を発展させ、ロシアを間接的に支援している北朝鮮に対して強硬姿勢で望むことで拉致被害者が帰還する保証は全くありません。
事実、北朝鮮への圧力路線が失敗したことを認識した日本政府は交渉態度を180度転換させています。
日本、そして世界の安全を脅かす北朝鮮の暴挙を止めるため、国際社会全体で最大限の圧力をかけなければならない。そして何より、日本人の拉致問題を決して埋没させてはならない。横田めぐみさんをはじめ、全ての拉致被害者の方々が日本の地を踏みしめるまで、私たちの闘いは終わりません。#自民党 pic.twitter.com/iSFwmiD5yl
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) October 13, 2017
岸田首相、金正恩氏との首脳会談に意欲 北朝鮮拉致問題の集会で https://t.co/O4SoRBoOaO #スマートニュース
— 🐉イルカしゃん🐉 (@shouhei19871026) May 27, 2023
北朝鮮とロシアの関係発展により日本外交はジレンマに陥っています。