トルーマン大統領は原爆を投下するまで日本を降伏させないように2つの罠をポツダム宣言の中でしかけました。それは、第12条から現行の皇室の存続をみとめた国体護持条項を削除すること、第13条に「これ以外の日本にとっての選択肢は速やかで徹底的な破壊である」という最後の一文の加えることによって原爆投下の事前警告であるかのように装ったことです。
原爆投下は必要なかっただけでなく、トルーマンによって原爆を投下するまで降伏を引き延ばされたのです。ソ連にその威力を示すためです。
戦争終結を目的としない原爆投下は明らかに戦争犯罪です。
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