自称「数量政策学者」の高橋洋一さんが「1ドル=300円になってみんなハッピー」という発言で物議をかもしています。
これにからんだのがひろゆき。
それに高橋さんが反論したが、反論になってない。
ひろゆきは「輸入品の価格が2倍になる」と言ってるのに、勝手に「全ての物価」と言い換えて、それに反論したつもりになる高橋さん。いつもの詐欺的な論法です。
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近隣窮乏化というむずかしい言葉を出し、煙に巻いて逃げようとする。
近隣窮乏化とは何でしょうか。チャットGPTに聞いてみました。
近隣窮乏化(Beggar-Thy-Neighbor)とは、一国が自国の経済利益を優先し、他国の経済に悪影響を及ぼすような政策を取ることを指します。主に次のような政策が含まれます:
- 為替操作:自国通貨を意図的に安くすることで、自国の輸出を有利にする
- 関税:非関税障壁を設けることで、自国産業を保護し、他国からの輸入を制限す
- 補助金:特定の産業や企業に対して補助金を支給し、その競争力を高める
近隣窮乏化政策の典型的な例として、1930年代の大恐慌時代に各国が競って関税を引き上げ、結果として世界的な貿易の縮小と経済の悪化を招いたことが挙げられます。
つまり近隣窮乏化とは、為替の切り下げ競争が起こった1930年代の話で、今どき誰も使わない言葉です。
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そこにひろゆきの天敵、米山隆一さんも登場。
この話は、今の日本とは関係ありません。アベノミクスで日本は円安になりましたが、貿易収支は赤字になったので、近隣諸国は窮乏化していない。
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日本の大企業は今や輸出より海外投資のほうが多いので、円安で輸出が増えて景気がよくなるという単純な関係にはありません。これが黒田日銀の最大の誤算でした。
円安は消費者からグローバル企業への所得移転なので、日本経済全体としては損でも得でもありませんが、1ドル=300円という極端な水準になると、消費者の負担が大きくなって暴動が起こるでしょう。