ルーヴル美術館(パリ1区)

夜の”ルーヴル美術館”。

朝&たまに午後しか来ないので、夜はほぼほぼ初めて。入ってくる自然光の向きが感じが新鮮。

ルーブル美術館くるの久しぶりという友人に、2時間の個人的大定番コースを、はりきって案内。

ニケ~ボッティチェリ~レオナルド~ジェリコー~ダヴィッド~ドラクロワ。

レオナルド、モナ・リザことラ・ジョコンドはもちろん傑作だけど、巌窟の聖母とかも素晴らしいと思う
この細部とか ラ・ジョコンド数年前から近くで観られなくなったので、他の作品で細部を堪能

リザ・デル・ジョコンド夫人、午後より人混み少ないかも。ニケ前の方が賑わってる。
”民衆を率いる自由の女神”はまだ修復中。夏には戻ってくるかしら。

人だかりそれほどでもないので、せっかくだから、と最前列まで行ってみる
もっと近くで観たいねぇ

もう一度ニケを今度はヒキで眺めてから、翼を変え、アポロンギャルリーチラ見して、ブラック&トゥオンブリー。

かっこいいよね、ニケって

この美術館は、床や天井も眺める価値あり
ブラックからの・・・

トゥオンブリー💕
壁の色、白に戻ってほんっとよかった

階段登って、ルノワール~モネ~シスレー~ドゥガ~ラトゥール~ヴァトー~シャルダン~フラゴナール~ルブラン~グロ~ドラクロワ~コロー~ミレー。

奥中の奥にあるヴァトーやシャルダンは、なんと1年ぶり(時間の流れが早すぎる、、)。この一年3度ルーヴルに来たけど、企画展だけで帰ったり、奥が閉鎖だったりするので、なかなかタイミング合わない。今夜も開いてるかな~、ってドキドキしながら赴いたら、よかった開いてる♪

ヴァトーの美しすぎる質感にうっとりし、シャルダンの、個人的”絵画に描かれた3大愛猫”の1匹に目を細め(撫でたくなるのをいつも一生懸命我慢する)、いかにもおいしそうな葡萄を観て喉乾き&お腹空く。

なぜかオルセーでなくここにある印象派の群れ

ラトゥール

大好きヴァトーからの・・・

シャルダンルーム💕

愛猫にボンソワー
今日もとってもかわいいね💗

右手が、シャルダンをアカデミー会員にした”赤えい”(私にとっては”猫)
アカデミー入りを記念して描いたのが、左手の”ビュッフェ”
犬と猫、果物と魚介などの対比が楽しい

重鎮中の重鎮ドラクロワは、大作が揃うドゥノン翼だけでなく、小品はここシュリー翼にもたーくさん

仲良しだったショパンと自画像が同じ壁に飾られてるのに、いつもグッとくるし・・・。

ほとんど印象派みたいな、ドラクロワで一番好きな作品もここにある

ピラミッド下
21時過ぎの空がきれい

”ダ・ヴィンチコード”ラストに出てくる、逆さピラミッド

久しぶりにシャルダンやヴァトー観られて嬉しくて友達に解説しすぎで喉カラカラ、歩きすぎでお腹ペコペコ。

ということで、友達のお家で遅めのご飯会~♪

シュローのリキュールとプチプチで、春らしいカクテル

今夜のメインはスパイスカレー♪

3月誕生日のお友達と、遅めの合同おゆわいケーキ🎂
一緒にろうそく吹き消して、おいしいショートケーキ堪能☺️

帰り道
艶かしいような甘い空気
お天気は今ひとつだけれど、パリは完全に春モード


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年4月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。