厚生労働省は、2040年度に約272万人の介護職員が必要と発表しました。22年度時点での職員数は約215万人となっており、ここから約57万人増やす必要があるとのことです。
介護職員、40年度までに57万人の増員必要 厚労省推計https://t.co/2MvJIhZjny
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 12, 2024
政府は介護報酬の引き上げや外国人材の受け入れを進めていますが、少子高齢化で人員不足が続いています。多くの自治体で2040年度の職員数が減少する見込みです。
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どこまで人を増やせばいいのか疑問を持つ人が多いようです。
これだけ人を福祉産業にぶち込んでおいて、更にぶち込むべきってか。許される訳ないだろ。速やかに「看取り」路線へ切り替えて、経済への悪影響を限りなく減らした形に福祉産業を作りかえるべきだ。「人が必要だから増やそう」ではなく、「必要でなくする」ようにしなければ、その内国民全員で介護する pic.twitter.com/fRudRyaGK2
— トアニ (@mimi2345_) July 13, 2024
現役世代を介護に投入すれば他産業の人手不足も加速してしまいます。
介護って病気と違って改善するわけではなく衰えていくから何かを生み出すものではないので虚しく思ってしまう。それでも介護職を続ける人達を尊敬する。ただ現役世代を介護に投入すればするほど他産業の人手不足は加速する。
— 電機くん (@denkikun_stepup) July 13, 2024
その自衛隊も人員不足です。
2023年で介護職員数は233万人、57万増員すると240万人
一方、自衛隊員数は現在24万弱日本人は国家防衛でなく高齢者防衛のために働かされ、カネをむしられているのだ https://t.co/T3oWibcq1x
— いたって普通の日本のヤカタ (@oraoraora7532) July 13, 2024
従事者の年齢も高まっています。肉体的に続けられない人も少なくないようです。
訪問介護を提供するヘルパーの有効求人倍率は、2022年度で15.53だ。ヘルパー不足がいかに深刻かがよく分かる。
ヘルパーの年齢も高い。平均年齢は54.4歳で、約4分の1が65歳以上だ。腰痛などのために退職する人が多い。— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) March 12, 2024
外国人人材の活用も期待薄のようです。
高齢化の進行に伴い、日本の労働力不足は、今後ますます深刻化する。⁰ところが、いまの状態が続くと、2040年頃にはアジアの諸国と日本の賃金の差があまりなくなってしまう。したがって人材の奪い合いになれば、アジアの労働力はより賃金の高い国にいってしまい、日本には回ってこないことになる。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) December 15, 2023
現役世代にも不平等感が溜まっています。
じゃあ57万×一人1000万=6兆円、介護予算追加な。
てか受益者負担しろよ。 https://t.co/69OClc9Dk3— おっさん (@ojisanpg2021) July 13, 2024
介護側からは介護報酬を引き上げろという声も聞こえてきます。
まさかの訪問介護報酬引き下げ。怒りの緊急抗議声明を発表した。「ホームヘルパーは不要なのか」介護報酬引き下げ、国への抗議広がる:朝日新聞デジタル https://t.co/5PD0OxiMOF
— 上野千鶴子 (@ueno_wan) February 4, 2024
しかし現役世代の負担も限界があります。
横浜市から出てる試算Excelに数値入れてみました
年収約790万扶養家族1人って感じでコレ
医療分57万
後期高齢者支援分17万
介護分17万安くは無いですが……
支援分と介護保険高いですねぇ pic.twitter.com/nDD2b8bSiA— tantan59 天安門 8964 (@tantan21635717) June 20, 2024
介護保険も「保険」という擬制で膨大な負担を現役世代に押しつけています。
介護保険は間違った制度です、何故なら受益者になる要介護1の平均年齢81歳です。年齢別に明確な区分ができるのにも関わらずほぼ介護を受けるはずもない40歳から強制加入させられる、そしてそこまで生きれるかは分からない。… https://t.co/Ubwgtt82KJ pic.twitter.com/rI7oml45Sr
— 魏徴X (@GICHOGI) May 14, 2024
保険料、賦課金、拠出金、支援金は全部税に名前を変えるべきだな。
年金税、医療税、介護税、電気税、子育て税— 戯画兎 (@giga_frog) March 31, 2024
介護保険問題も年金問題と同じ構造の問題を抱えています。
賦課方式の介護保険はネズミ講だから、最初の世代は負担ゼロで介護を受けられ、最後の世代は負担だけで介護を受けられない。あなたが最後の世代にならない保証はない。 https://t.co/p0dWyI1IWr
— 池田信夫 (@ikedanob) January 19, 2024