ザ・ブロッソム・アームズ(パリ17区)

「ザ・ブロッソム・アームズ」は、パリの英国パブ。なので、香り高い英国産IPA生ビールで乾杯。

19時到着。一番乗りかと思ったら、すでにワイワイガヤガヤ。みんな、私たちみたいなハーフパイントじゃなくってがっつりパイント。しかもつまみなしでぐびぐびやってる。イングランドにいるみたい。

爽やかで香り高いタラのセビッチェをつまんでから、今宵の主役、フィッシュ&チップスとフィッシュバーガー。

ふんわり軽くからりと揚がった上品なタラに、ヴィネガーガシガシふりかける。初めてロンドン行った時、屋台で食べたフィッシュ&チップスに、みんなすごい量のヴィネガーかけててびっくりすたのを思い出す。チップス、極上。甘く風味豊かなじゃがいもで、食べ飽きない。バーガーのほんのり甘いバンズも焼き加減よし。

ビールはギネスに変更。ハーフパイントのちっちゃなグラスがかわいい。

大学生の頃、遊びエリアはお茶の水神保町神楽坂で、駿河台の「ブラッセルズ」によく行って、サミュエルスミスとかギネスとかよく飲んでたの、懐かしい。

チョコレートギネスムースとプルノーアルマニャック(オーナーのアレクサンドルはガスコーニュ出身)でシメて、ごちそうさまでした。

21時前になるとさらに大賑わい。おぉ、テレビがついた。ヨーロッパリーグのフットボール始まった。マルセイユとどこか。ますます賑わいそうなので、私たちは試合始まって早々に退散(ちなみに、アレクサンドルは、ウエストハムのファン。あのあたりに住んでたそう)。サーヴィスよく雰囲気もいい感じの、ほんのりフレンチーな英国パブ。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年4月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。