「ケルク・パール、、、ダン・レ・ザビス」でディナー。店名(どこか、、深海で)が示す通り、魚介が主役のレストラン。
フロリアン・バルバロの料理は、食材の組み合わせが面白く、遊び心たっぷりで(ポレンタ蛸足とか、ホタテのイルフロッタントとか)、ワクワクする。
同時に、フランス料理の肝であるソースをとっても大切にしていて、ほぼ全ての皿でソースをゲストの前で器に流してくれる。コクとパンチがあるソースに、彼のフランス料理に対する気持ちがよく出てる。
深海ムードに包まれた食事の途中、厨房横にある小さなキッチンスペースに呼んでもらい、フロリアンシェフによるミニ料理デモ。ホタテのポワレを上手に作る秘訣を教えてもらいながら、目の前でこんがり半生に焼きあがったホタテを、立ち食い。チャーミングな演出♪
食いしん坊友と、ショコラとお菓子とシャンパーニュと猫の話つきず、気づけば日付が変わってる。楽しい時間は、流れるのが速いね。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年4月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。