仕事もひと段落し、ようやく待ちに待った夏休みが始まりました(´▽`)
息子に夏休み期間中の予定を聞いたところ、8月11日は東京にいてその後四国に行くとのこと。ならばその一日で一緒にどこかに行こうということになりました。考えた末にたどり着いたのは、
三崎マグ口駅!フリガナまで「みさきまぐろえき」となっていますが、「みさきぐち」駅。京浜急行の遊び心です。三崎口は神奈川県三浦市にある三浦半島最南端の駅。その名の通り三崎港の玄関口であり、ここからバスに乗って三崎港に向かいます。
さて、今回の旅行で利用したのは「みさきまぐろきっぷ」。京急沿線の各駅から三崎口駅までの往復きっぷに京急バスの乗車券、提携するお店でまぐろを食べることができる「まぐろまんぷく券」、そして三浦・三崎地域のカフェで食事したりおみやげと引き換えることができる「三浦・三崎おもひで券」がセットになっています。私は今回横浜駅から利用したので4100円。デジタルきっぷだと日によって値段が変わりますが磁気乗車券より安くなる日が多いようです。
バスに乗って三崎港にやってきました。かなり多くの乗客が乗っており、まぐろを求めて一気にここで下車します。三崎口駅からここに至る道も車で渋滞していましたので来るときは時間に余裕を持ってくることが必要です。
首都圏にほど近い場所ですが、さすがに半島の先まで来ると東京や横浜のベッドタウンではなく、のどかな漁港といった雰囲気の街並みが広がります。
目の前には晴れの三崎港。港の前を颯爽とバイクが過ぎてゆきます。
それではおまちかねのまぐろを食べに行くとしましょう。わたしたちが向かったのは「魚音(うおおと)」さん。三崎港バス停から1分ほどのところにある寿司屋です。
「まぐろまんぷく券」では上の3つのメニューから好きなものを選ぶことができます。わたしは普段なかなか食べることができない部位も乗った「まぐろ三昧丼」をオーダーしました。
ほどなくしてまぐろ丼が運ばれてきます。まぐろユッケに炙り。絶対うまいやつです。
右手の黒いのはまぐろの心臓。胃袋も含めてまぐろの内臓なんて食べたことがありませんが、どうも珍味として知られているようです。食べてみるとぶりの血合いのような感じ。血抜き処理がしっかりされているので臭みもなくおいしく頂けました。ユッケや赤身の漬けももちろん期待を裏切らないおいしさで三崎に来て早々まぐろを堪能することができました。
魚音さんはすぐ近くで魚屋も営んでいます。
こういうの見るとああ、漁港に来たなと思ってしまいます。一枚欲しいとも思いますが電車で来ているのでにおいが気になるので毎回断念しています。ところで結構低い場所に干しているんですが、猫が盗ったりしないんでしょうかね。
さて、お腹いっぱいになったのでバスに乗って三崎港の対岸にある城ヶ島に向かいましょう。汗だくフラフラになりながら歩き、そこで見た景色のご紹介は次回にしたいと思います。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年8月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。