自民党総裁選に立候補している河野太郎氏の「ネトウヨ」発言が話題になっています。
河野氏は中国・深圳での日本字学童の殺人事件をめぐり中国政府に対して強く抗議することを求める人たちを「ネトウヨ」だと批判し、冷静な対応を行っていく必要性があることを主張しました。
河野太郎氏が「ネトウヨ」発言 深圳の男児殺害巡りhttps://t.co/MaPwmF8oEZ
「『外で見えるように強く言え』と『ネトウヨ』なんかが言うが、必ずしもそれがいいとは限らない。申し入れはきちんとやらないといけないが、外向けにワーワー言って、言っているぞ感を出せばいいというものではない」
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 23, 2024
痛ましい事件は9月18日に発生しました。中国当局は日本人学童を殺害した男性の動機を調査中とのことですが、中国という国の閉鎖性を鑑みると、真相がいつ明らかになるのかはわかりません。
【新着記事】アゴラ編集部: 中国・深圳 刃物で襲われた日本人小学生男児が死亡 https://t.co/iLkL9YBkRL #アゴラ
— アゴラ (@agora_japan) September 19, 2024
河野氏の発言に対して「腰抜け」であると批判する声も。
お前のような政治家は腰砕で中国に何も言えないから、我ら「ネトウヨ」は日本の尊厳を守るために「ワーワー」と言わざるを得ないのではないか。#Yahooニュースhttps://t.co/g6VcLbkNbx
— 石平太郎 (@liyonyon) September 23, 2024
しかし、可能性に満ち溢れた子供が無慈悲に殺害されることを黙って見過ごせる人も少ないのではないでしょうか?
国民は中国に
・犯人の詳細を公開して
・反日教育やドラマを辞めて
・日本人学校への憎悪を煽るSNS投稿を規制してと政府に言って欲しいだけなのに、なぜ「ネトウヨ」呼ばわりされるのか
河野太郎は日本人の安全を守って欲しいだけの「普通」の人々を切り捨てたのである https://t.co/g6BLWe1x7T
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) September 23, 2024
怒りを抑えられないことにより強い口調で河野氏を批判する人たちもいます。
河野太郎
人間じゃねえ10歳の自国児童が
殺されたのに
ネトウヨとか
関係ないだろ!虚心坦懐に
考えても
普通に
人間の心を持っていたら
大きな声で
中凶政府に
抗議したいと思うはずこいつは
本当に
クソクズ
人非人
拝中政治家日本人の命より
中国との関係が
大事なんだから— 井川 意高 サブアカ改め本アカ (@IkawaMototaka) September 22, 2024
此奴日本国民の敵。
動画【国民を見下す河野太郎氏】←多くの国民の声を「ネトウヨ」という言葉を使って、あたかも馬鹿げた意見であるかのように印象付けようとする総理候補がこちら https://t.co/acw5eYggMW
— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) September 23, 2024
今ではあり得ませんが、戦前の日本は中国での邦人殺害を理由に、大陸への軍事介入を繰り返しました。
これが支那事変という泥沼につながり、日米戦争の遠因にもなりました。
中国大陸で邦人に危害が加えられ、権益が侵害されていたことに対して戦前の日本政府は無為無策の「軟弱外交」だと批判されていました。古来から日本との経済的結びつきが強い中国との関係、そして対抗措置を求める世論への配慮を両立させることは、日本外交の永遠の課題です。
『裁判もなしに殺害され、遺体は焼かれて埋められ、金品を奪われたと言う報道に、当時の日本国内世論は沸き、幣原外相の協調外交を軟弱外交と非難する声がいっそう高まり、9月の満洲事変につながっていった』
— . (@nekotarou77777) May 15, 2024
1872年9月13日、幣原喜重郎が生まれました。戦前に外相を4度務め、経済重視の国際協調を主導、戦後は占領下、首相として日本国憲法制定に尽力したことで知られます。熊本史雄『幣原喜重郎』は、軟弱と批判された「幣原外交」の内実なども見えてくる一冊。回顧録『外交五十年』(中公文庫)とご一緒に。 pic.twitter.com/5IzvRdogO2
— 中公新書 (@chukoshinsho) September 12, 2024