中国国防省が太平洋の公海上にICBMを着弾させたことを公表しました。中国が海上に向けてミサイルを発射したのは1980年以来とのことです。
専門官によると中国のミサイル実験は中国内で完結することが常であり、太平洋側に向けて発射されるケースは滅多にないそうです。
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外交・安全保障の実務経験は無いものの、刷新感はある小泉進次郎氏は中国のミサイル実験が「重大な挑発行為」だと批判しています。頼もしい限りです。
着弾したミサイルには模擬弾頭が搭載されていた模様です。模擬弾頭が搭載できるということは、核弾頭も積むことが可能であることを示します。そのため、今回の発射実験は中国の核・ミサイル戦力を米国に誇示する狙いがあるとみられています。
中国は急速な勢いで核開発を行っており、核搭載可能なミサイル能力を向上させています。日本政府はこれに対する懸念を表明しています。
お隣の北朝鮮はよくミサイル実験を行っていますが、日本に危害はないと早期に確認されるような場合でもJアラートが発令されています。これから中国に対しても同様にJアラートは鳴らされるのでしょうか?
北朝鮮のミサイル実験は許さない日本ですが、中国が日本のEEZ内にミサイルを着弾させた時はJアラートは鳴らず、日本政府は抑制的な反応で対応しました。
でも、悪いのは何といっても中国の脅威を感じて軍拡を進める日本でしょうか?