自民党総裁選挙は、1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかったため、上位2人である高市早苗氏(議員票72 党員票109 計181)と石破茂氏(議員票46 党員票108 計154)による決選投票となりました。小泉進次郎氏(議員票75 党員票61 計136)は及びませんでした。
総裁選は、「国会議員票」と「党員票」で争われ、それぞれ368票ずつ、合計736票です。国会議員票は9月27日に党本部で投票・開票されます。党員投票は、去年1年分の党費を納めた党員にも選挙権が与えられ、全国で105万5839人が投票権を持っています。党員票の集計はドント方式で行われ、国会議員票と合わせた有効票の過半数を得た候補者が総裁に選出されます。今回のように過半数を得なかった場合は、上位2人による決選投票が実施されます。
このあと上位二人による演説後に投票が行われます。
党員票は石破氏が優勢と思われましたが高市氏が1位となりました。
高市氏は議員票でも72票と小泉氏の75票と僅差の2位につけました。
決選投票は議員票の重みが増すので常日頃の行いが祟ってしまうのでしょうか。
どちらが当選するかはまったく予断を許さない状況です。
一回目の投票は、国会議員は1人1票での計367票で、地方票もこれと同じ367票と同じ重みになっています。そんな中で近年の高市氏の党員の獲得数は抜きんでていました。地方票は約105万人の党員・党友の投票を合算し、各候補者に比例で配分するというしくみに疑問の声も広がっています。