自民総裁選、石破茂氏と高市早苗氏による決選投票へ

自民党総裁選挙は、1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかったため、上位2人である石破茂氏と高市早苗氏の決選投票となりました。

総裁選は、「国会議員票」と「党員票」で争われ、それぞれ368票ずつ、合計736票です。国会議員票は9月27日に党本部で投票・開票されます。党員投票は、去年1年分の党費を納めた党員にも選挙権が与えられ、全国で105万5839人が投票権を持っています。党員票の集計はドント方式で行われ、国会議員票と合わせた有効票の過半数を得た候補者が総裁に選出されます。過半数を得なかった場合は、上位2人による決選投票が実施されます。

石破茂氏・高市早苗氏インスタグラムより

このあと上位二人による演説後に投票が行われます。

国会議員は1人1票での計367票で、地方票もこれと同じ367票と同じ重みになっています。地方票は約105万人の党員・党友の投票を合算し、各候補者に比例で配分するというしくみに疑問の声も広がっています。高市氏の党員の獲得数は抜きんでています。