石破茂首相は、派閥による「裏金」事件に関連する議員の次期衆院選での対応について、比例代表との重複立候補を認めない方針を表明しました。
本当にぶれますね→「内閣支持率が期待したほど上がらなかった中で『政治とカネ』の問題に焦点を当てられてしまった。衆院選を見据えた苦肉の策だ」 https://t.co/FYFBIdhvUr
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「台湾有事と日本の危機」(PHP新書)出版 (@kenji_minemura) October 6, 2024
参照:自民に激震「比例重複認めず」 非公認対象広がる 党勢後退すれば首相の責任問題も 産経新聞
また、政治資金報告書に不記載があった議員や処分が継続中の議員について小選挙区での公認を行わないとし、信頼回復を図るため厳しい対応に踏み切りました。
西村康稔、下村博文氏、 萩生田光一氏ら非公認
杉田水脈氏(前回比例単独)は比例名簿非搭載石破氏:相当程度の非公認
▲非公認より重い処分の人
▲処分が継続し政倫審で説明責任を果たしていない人
▲説明責任を十分に果たさず、地元での理解が十分に進んでいない人
▲不記載議員は比例名簿非搭載 pic.twitter.com/lZeHo7mUvg— トータルニュースワールド (@TotalWorld1) October 6, 2024
石破首相は党執行部との協議を経ての決定であることを強調しました。それにしても大量の処分です。
非公認6人。重複立候補なし37人。前代未聞の大量処分。また40日抗争が始まるか。 https://t.co/RUSzhgMNK6 pic.twitter.com/3fUgRmHxgx
— 池田信夫 (@ikedanob) October 6, 2024
これにより自民党内からは大きな反発が予想されますが、世論を意識した石破首相は政治資金に関する問題に対して自民党として厳格に対応する必要があると訴えています。
石破氏が、いわゆる裏金関係議員を比例名簿に載せない意向との報道。数人は非公認との話も。
ここ数日「全員公認」とか「比例にも載せる」といった外堀を埋めるような話が報じられてきた中なので(範囲がどこまでなのか分からないが)党内事情より世論を意識した判断にシフト?
— 米重 克洋 (@kyoneshige) October 6, 2024
非公認という非常に重い処分になった衆院議員は以下の6名です。
- 三ツ林裕巳元副内閣相(党役職停止1年):埼玉13区、安倍派
- 下村博文元文科相(党員資格停止1年):東京11区、安倍派
- 平沢勝栄元復興相(党役職停止1年):東京17区、二階派
- 萩生田光一元政調会長(党役職停止1年):東京24区、安倍派
- 高木毅元国対委員長(党員資格停止6カ月):福井2区、安倍派
- 西村康稔元経済産業相(党員資格停止1年):兵庫9区、安倍派
【非公認】石破茂総理は次期衆院選に向け、自民党派閥パーティー収入不記載を巡り、不記載が確認された議員について、比例代表への重複立候補は認めない、「選挙における非公認」より重い処分を受けた議員は非公認とする方針を示した。
後出し事後制裁キタコレ。 pic.twitter.com/pVwftT6Nzx
— Mi2 (@mi2_yes) October 6, 2024
安倍派からは大きな反発が起きています。安倍派は壊滅してしまうのでしょうか。
露骨な安倍派潰し。話が二転三転する人は信用できない。
自民に激震「比例重複認めず」 非公認対象広がる 党勢後退すれば首相の責任問題も(産経新聞) https://t.co/bJStVhHewb
— 竹田恒泰 (@takenoma) October 6, 2024
内閣支持率が期待ほど上がらず『政治とカネ』の問題に焦点が当たってしまいました。この行き当たりばったりの対応で安倍派壊滅どころか自民党は分裂してしまうのでしょうか。
自民党は分裂選挙になる可能性が出てきた。自公で過半数割れになったら、「第二自民党」と野党で細川内閣みたいな政権をつくる可能性もある。
— 池田信夫 (@ikedanob) October 6, 2024
衆院選で自民党議員の落選が相次げば石破首相自身が責任問題に直面する可能性が出てきます。
不記載、石破首相側が「確認中」 旧石破派のパーティー収入―林官房長官https://t.co/6weUwjr8Js
林芳正官房長官は4日、旧石破派(水月会)の政治資金パーティー収入を巡り不記載があったとの一部報道に関し、「首相は直ちに経理を担当していた者に事実関係を確認させている」と明らかにしました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 4, 2024