イスラエル軍は、レバノンのシーア派組織ヒズボラに対して攻勢を強め、南部での地上侵攻に新たな部隊が参加したと発表しました。一方、ヒズボラはロケット弾による攻撃で応戦し、両者の戦闘が激化しています。
また、イスラエルのネタニヤフ首相は8日、先週行われたイスラエル軍のレバノン首都ベイルートへの空爆によりヒズボラの次期指導者とみられていた人物を殺害したと発表しました。
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イスラエル軍は8日までに、レバノンの首都ベイルート周辺で、イスラム教シーア派組織ヒズボラの司令官を殺害したと発表しました。また、レバノンでの地上作戦を同国南西部にも拡大したことを明らかにしました。 pic.twitter.com/B3LUGtsShg— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) October 8, 2024
ヒズボラの指導者・ナスララ師はイスラエルとの一時停戦に同意していたのに9月27日に殺害されています。それからまだ日が経っていない中での後継指導者の殺害でした。
ヒズボラ指導者ナスララ師 殺害数日前に“イスラエルとの停戦に同意” レバノン外相がCNNインタビューで明かす https://t.co/YgPcUgyDZX
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) October 3, 2024
イスラエルはガザ戦闘以来戦線を拡大し続けています。
地上侵攻1日目にイスラエル軍も8人死んだとかニュースで出たが、それ以降はこうしたニュースはゼロになった。報道規制がなされているが、ガザの作戦とは比べ物にならないほどイスラエル軍にも犠牲が出ているはずですな。 https://t.co/nL2ceUIvFY
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) October 8, 2024
イスラエルは軍事力でフランスをもけん制しているという指摘も。
一方、イラン北部で起きた振動は核実験が原因ではないかという観測も流れましたが地震によるものだったようです。
包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)が、イランで起きた地震性の出来事は、地震波の形状からして自然地震であって核実験ではないと正式に発表。イランの核施設を攻撃すべきと物騒な主張がなされる中、イランが対抗で核実験したのではないかという疑いを国際機関が科学的根拠に基づいて否定する重要な役割 https://t.co/cuizIeq8EI
— Michiru NISHIDA (@MichiruNishida) October 8, 2024
イスラエルはイランの核開発計画を攻撃するつもりはなく他の様々な種類の軍事基地や諜報機関の施設に重点を置くと予想されているそうです。
Israel is not expected to attack Iran's nuclear program but rather to focus on various kinds of military bases and intelligence sites, the Jerusalem Post has learned, following a New York Times report on the issue.
Report by @jeremybob1 https://t.co/nRI8WiAuvn
— The Jerusalem Post (@Jerusalem_Post) October 8, 2024
民意から見てもイスラエルが振り上げた拳を下ろすということは当面なさそうです。
ネタニヤフ首相は内閣の中では穏健派だし、支持率が下がる時は戦争で酷いことした時ではなく、戦争が下手な時で、ヒズボラのトップを殺害した時は支持率が爆上がりしました。デモもパレスチナ人虐殺反対ではなく、人質救出失敗とか作戦が下手だと思われたからです。民意で戦争続けてます。 https://t.co/WNHd4FFGfV
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) October 8, 2024