10月8日、日本維新の会の浅田均参議院議員が参議院の本会議で登壇し、代表質問を行いました。その際に石破茂首相の持論である「アジア版NATO」について言及しましたが、NATOという単語を発した途端になぜか議場は笑いに包まれていました。
「上手な発音」を笑う日本の最悪の風習だ https://t.co/mEJpQDqfhK
— 林司@るーしゃんず (@Archangel_HT) October 8, 2024
北大西洋条約機構の通称であるNATOは、日本語読みだと「ナトー」と発音しますが、英語読みだと「ネイトー」となります。浅田氏は演説では「ナトー」と「ネイトー」と入れ混じっていますが、両方の発音も決して誤りではなく、逆に浅田氏に教養があることを示しています。
NATOを“ネイトー”と言いかけ。さすがスタンフォード出身、維新きってのインテリ浅田さん😁 @office_hasada pic.twitter.com/z9999L6Kqn
— 新田哲史 (@TetsuNitta) October 8, 2024
しかし、浅田氏の「ネイトー」発言をばかにし、教養の無さを露呈したと指摘する人もいます。とんだ勘違いです。
維新 浅田氏
まさかNATOの読み方知らなかった?
😂😂😂議場が違う意味で沸いた
ネイトー
ナットー
首傾げ…だんだん日本語さえ怪しい読み方になって、ご本人も混乱してる😂 pic.twitter.com/jqnOlN7IXD
— ふっちゃん (@ashitawawatashi) October 8, 2024
浅田氏が「ネイトー」と発音したとき、閣僚席に座っていた村上誠一郎総務大臣は爆笑しています。
英語読みだと「ネイトウ」だが、日本では「ナトー」。どっちも間違いじゃないが、笑ってる村上総務相は世界の田舎者。 https://t.co/rtf7HTCP0W
— 池田信夫 (@ikedanob) October 8, 2024
村上氏も含め、国会議場で浅田氏のことを笑っていた議員の皆様は、なぜ笑っているのでしょうか?
なんで笑ってんの?日本人は、NATOを「ナトー」と読みますが、英語圏では「ネイトー」なので、この発音で、何もおかしな事はありません。pic.twitter.com/HuP0RsBiwt
— フィフィ (@FIFI_Egypt) October 8, 2024
教養のない国会議員から笑われた浅田氏を擁護する人も。
見てました。
「ネイト」と国際的には一般的な読み方をしていたけれど、議場から失笑が漏れるので、しゃーねーなーみたいな感じで、最後の方はわざと「ナトー」と発音されてました。 https://t.co/LLTiysQ3CX— 寺田 学 (@teratamanabu) October 8, 2024
浅田氏が「正しい」英語の発声をして嘲笑されるという現実は、なぜ日本人の英語力が伸びないかという問題と直結しているように思います。
学校でネイティブ発音で英語を読んだらバカにされて笑われた、って話に以前同じ体験したという人と、そんなことあるわけないという人で割れてたことがあった。スタンフォード出身の維新の浅田議員がNATOを英語読みした時の周りの反応は、まさにそれ。 pic.twitter.com/RL4FqcNoZH
— セレン@英語学習コンサルタント (@cellen0) October 8, 2024