航空宇宙産業展雑感

今週開催されている航空宇宙産業展の取材に行ってきました。

実は先週に手足口病に罹患して、月曜日にはぎっくり腰になって大変でした。今回はどこに書くとか具体的にはないのですが、あれこれ面白い話を聞けました。

防衛スタートアップ企業のエアカムリ社。2022年創業。主翼を可変できるUAVシグマシリーズ、段ボール製の安価なUAV。ともに陸自に売り子でいる。

IHIのブース。誇らしげに自社開発の戦闘機用エンジンは展示していた(撮影禁止)が、現用のP-1用のF7の展示は一切なし。

それだけ深刻な問題を抱えているのかと。

何を展示しているのではなく、何を展示しないのかも重要な情報。

アメリカのサイバーセキュリティ関連企業リセキュリティ。政府や企業の脅威分析をなどを提供。

スバルブース。スバルは将来性のないヘリから撤退して、こいつのEV型でも作って売ったほうがよほど儲かると思う。

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先週のSEECATにつづき、自称平和団体の違法集会。私有地内で許可も取らずに集会を開いて奇声を上げるのは犯罪行為です。

自称平和団体の連中は自分が正しければなにをやってもいいと思っている。であればイスラエルと同じ、ということになる。

写真は間抜けな活動家で、まるでイスラエル製のドローンのプロモーションをしているとしか思えない。当然、先週も今週も警察に通報し、排除されたました。

今回島津も出展していたのですが、一時期防衛からは撤退と言われていましたが、撤退しないとのこと。

防衛費が増えたからかしら。

【本日の市ヶ谷の噂】
富士通は自衛隊向けの装備を、外国製品のYouTubeの動画をみて開発をしている、との噂。

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている

Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。

率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ

「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る

月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。

軍事研究 2024年 11 月号

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。

European Security & Defenceに寄稿しました。
JGSDF calls for numerous AFVs within Japanese MoD’s largest ever budget request

東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態


編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2024年10月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください。