埼玉14区では、公明党代表の石井啓一氏が苦戦していると伝えられています。選挙区の区割り変更により、草加市、八潮市、三郷市が新たに14区となり、石井代表が小選挙区で初めて挑戦となります。その影響を受けて、地元では自民党から2人が別の選挙区から出馬する形になり、14区に石井氏が参入したことに自民党の一部で反発が起きています。石井代表は、比例重複なしの小選挙区一本での出馬となります。
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そして現在、国民民主党の鈴木義弘氏が猛追し公明党と接戦を繰り広げています。国民民主党は現役世代に向けた政策を前面に押し出しています。
もし石井代表が落選すると代表就任期間が最も短い記録となり、公明党にとっては大きなダメージとなります。現職の与党党首が落選するのは公明・太田昭宏元代表以来のこととなります。
埼玉14区は今回の衆院選を象徴する選挙区となりそうです。
石井代表は比例選から埼玉県内の小選挙区に転出しました。石井代表にとって初めての小選挙区選挙となりますが、公明党としても「全国11小選挙区の完全勝利」を目指しています。
一方で、不可解な票読みだという指摘も。
公明党が自陣営結束のために危機感を煽っているとの見方も。
公明党の政策は一部の支持者に偏っています。選挙結果によってはそれを是正することはできるかもしれません。
そんな中、国民民主党は20、30代の比例投票先としてトップに上がっています。
変わらないと思われていた政治ですがなにかが変わりつつあるのかもしれません。