衆議院選挙の結果が確定し、自民党と公明党の与党は合わせて215議席(自民党が191議席、公明党が24議席)となり、過半数である233議席に届きませんでした。自民党と公明党が定数465の過半数である233議席を確保できるかどうかが最大の焦点となっていました。
自民党 191議席
公明党 24議席(与党は合計215議席)
立憲民主党 148議席
日本維新の会 38議席
国民民主党 28議席
れいわ新選組 9議席
共産党 8議席
参政党 3議席
日本保守党 3議席
社民党 1議席
無所属 12議席
与党が過半数を割るのは、2009年の民主党政権誕生以来となります。ただし、自民党から公認を受けていない無所属の当選者に対して、今後追加で公認を与える可能性もあります。
与党過半数割れが現実となったことにより、自民党は新総裁を選ぶなり、連立を組みかえるなりの対応に迫られます。いずれにせよ党内で議論が紛糾すると思われます。特別国会で、野党が全員野田首相に投票すると、政権交代が起こる可能性も出てきました。