先の衆議院選挙で比例復活して当選した立憲民主党・松下玲子議員(元武蔵野市市長)は、マイナ保険証の利用に反対していますが、その反対理由が混乱し何重にもねじれていて話題になっています。
マイナンバーカード、デジタルデジタルっていうけどあれカードも健康保険証と同じプラスチックで出来ていて、マイナポータルはデジタルかもしれませんが、マイナンバーカード自体はデジタルではないと私は思ってる。
議員ご本人が掲げている政策の内容をあまりよく理解できてないように見えます。
もはやアナログとデジタルの違いすらわかっているのかあやしいものとなっています。
立憲民主党の野田佳彦代表も最優先の政策として「紙の保険証も使えるようにすること」を挙げています。
2010年に鳩山由紀夫政権が「共通番号制度」構想を打ち出し、菅直人政権下で関連法案の検討が進められました。その後、自民党・公明党連立政権で成立しました。
立憲民主党は「紙の保険証を残す」という訴えがシルバー民主主義の有権者の心にどれほど響き支持を集めやすいかをよく理解しています。
保険料を負担する現役世代は不正利用を減らしてほしいと言っているだけなのですが、その声は野党第一党には届きません。
マイナンバーはいろいろな意味で誤解されておりその誤解を意図的に拡散している人も少なからずいます。
この認識を正すのは並大抵のことではありません。
マスメディアも不正を後押ししています。とても残念なことです。
今回の総選挙では、高齢者医療に関するタブーに触れた維新の会が敗北し、無差別な給付を提案した国民民主党とれいわ新選組が勝利を収めました。今後この流れは変わらないのでしょうか。