投資も健康も平時の「現状認識」が最重要

Vanz Studio/iStock

資産運用で1番大切なのは、自分の資産がどこにどのように配分されているかを把握する現状認識です。

私は自分で開発したアセットアロケーションシートを使って平時から定期的にモニタリングすることでマーケットは急変動した時にもパニックに陥ることなく冷静に対応できるようにしています。

健康は、そんなお金の管理と非常によく似た側面があります。

多くの人は、病気になってから慌てて病院に駆け込みますが、交通事故などを除けば、ほとんどの場合は突然体のトラブルが発生するわけではなく、体の中にその予兆があるのに気がついていないだけです。

であれば、意識できない予兆を早めに察知し、先回りして対策を講じることで、健康状態を持続することができます。

それを実現するために、今週銀座にあるサブスクリプション型メディカルケアサービスに入会しました。

こちらは、毎月のカウンセリングと検査(血液検査、尿検査、体成分分析)で体の変化をチェックします。

それだけではなく、毎日測定したデータが自動的にクリニックに送信され、分析をしてもらうことができます。

体重、体脂肪、血圧、呼吸といった基礎データだけではなく、睡眠時にはXディテクトというリングを薬指にはめて眠りの質まで測定します(写真)。

さらに、臓器年齢検査、テロメア検査、腸内細菌DNA検査、ガン検査なども計画的に行ってくれます。

こちらのクリニックが目標とするのは、105歳まで健康年齢を維持することです。

60歳の私には、あと45年あります。なるべく長く現役でいられて、健康に楽しく人生をエンジョイできるよう、資産運用と同じように真剣に取り組もうと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年11月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。