2024年は、日本でふりかけが過去最高の売り上げを記録する可能性が高まっています。日本食糧新聞の報道によると、丸美屋食品工業、三島食品、永谷園などの大手メーカーによるふりかけの出荷額は増加傾向を見せ、これまで最高だった412億円を超える見込みです。ふりかけ市場全体では2024年に575億円に達すると予測されています。
物価高でエンゲル係数が大幅に上昇していることにより、「ふりかけ」がおかずの代用品として利用される状況に陥っているのではないかという意見が多く見られます。
インフレとなってふりかけの消費だけが増えました。
お金よりも時間がないためだという指摘も。
日本のエンゲル係数が急上昇し、G7で最も高い水準となっています。食材の値上がりや共働き世帯の中食依存、高齢者の増加が背景にあり、生活の質の低下が懸念されています。
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日本では消費支出に占める食費の割合を示すエンゲル係数が急激に上昇し、主要7カ国(G7)の中で最も高い水準となっています。エンゲル係数が高い状況はこれまで貧困が深刻な発展途上国で見られるものとされてきましたが、現在の日本では「衰退途上国」とも言えるような同様の現象が起きていると指摘されています。
先進国でのエンゲル係数の意味は薄れてきていますが、それでも家計の負担は大きいようです。