韓国最大野党「共に民主党」は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対して退陣を求めており、もしこれに応じなければ弾劾手続きに着手する方針を明らかにしています。
【速報】韓国最大野党「共に民主党」は、大統領の退陣を求め、応じなければ弾劾手続きに入ると表明した https://t.co/6FiF5nwbhk
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) December 3, 2024
また、尹大統領に「内乱罪」で起訴される可能性が議論されています。最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表らは、大統領の辞任と即時捜査を要求しています。
尹大統領の戒厳宣言、内乱罪に該当か…初の現職大統領訴追の可能性 https://t.co/SJmZSmTBaN
— 中央日報_韓国 (@JoongAng_Japan) December 4, 2024
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尹大統領は、3日夜に「非常戒厳」を宣布しましたが、国会や国民からの強い反発を受け、翌4日朝にはこれを解除しました。この戒厳令の発動理由として、北朝鮮の脅威や「反国家勢力」への対処が挙げられましたが、実際には自身の政治的危機を乗り切るための動きである可能性が高いと見られています。
様々な情報を集約すると
・戒厳令を提案したのは国防部長官
・尹大統領は野党どころか与党内部でもろくに支持されていない(議会全体から嫌われ傾向)
・尹の支持基盤は中央官僚や現役軍人等であり、且つ本人も中央検察出身…— 霞ヶ関京 (@lieberarism) December 3, 2024
戒厳令は、国会による迅速な解除要求決議によって6時間で終了し、軍による首都掌握も回避されました。今回の事件が韓国の国際的な評価に悪影響を与える可能性も指摘されています。
このクーデター失敗で韓国政治の保守勢力は壊滅することになる。次の政権は強烈な革新政権になるだろう、それはこの流れから必然だ。
— JSF (@rockfish31) December 3, 2024
まあこれでユン政権は倒れ、保守派は立ち直れないぐらいに壊滅する。その後はムン政権を上回る革新(極左)政権が誕生し、数年ぶりに反日運動が沸騰するだろうなあ。日本のマスコミもそれに乗っかるのでまたあの面倒くさい時代に逆戻りか。対峙するのがゲル政権、それはもうネットリと丸飲み確定。
— 上級大将 (@JQTS) December 3, 2024
極めて珍しく日本とうまくやっていける大統領だったが、支持率20%に焦り戒厳令を発布して、すぐに撤回。これから刑務所行きだ。
韓国では親米親日路線は事実上死んだかもしれない。半島は中国の勢力圏へ。暗い話である。
— kaoruww (@kaoruww) December 3, 2024
尹大統領の非常戒厳令発令の動機については、情報に基づいた判断だったのか、それとも精神的な不安定さから来るものだったのか、現時点では明確になっていません。
韓国建国初の優秀なユン大統領が、果たしてインテリジェンスからの情報で戒厳令を発令したのか、単にメンヘラったのか現状わからない。ただ、前者の場合なら戒厳令発令に回数制限は韓国憲法上無いのでまたやるでしょう。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) December 4, 2024
一部では、妻である金建希夫人を守るためのものだったという憶測も飛び交っています。夫人にはインサイダー取引や収賄の疑惑がかけられています。
ユン・ソンニョル🇰🇷大統領が戒厳令出してクーデターしたのは妻のキム・ゴンヒ👸を守るため。奥さんは過去の経歴詐称などが明らかになっているが、インサイダー取引、収賄などで捜査されている。妻を守るためには、戒厳令出して軍政に変える他なかった。ロマンチックや💔 pic.twitter.com/7Af4Oe07T7
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 3, 2024
尹大統領は就任以降、反日・反米の勢力を抑えながら経済の立て直しを進めてきましたが、残念ながら経済は停滞し続けました。
韓国の政治は前政権から見続けて考察しないと見誤る。現政権が何度でも反日反米を抑え経済の立て直しに動くもそれを野党の共に民主党などが阻んで、それを反日漬けの国民が経済そっちのけで応援していた。野党には経済界も頭を抱えていて、戒厳令を出さなきゃ行けないところまで、経済は悪化していた。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) December 4, 2024
この戒厳令の失敗により、韓国では北朝鮮寄りの左翼野党が勢力をさらに強める可能性があります。同時に、ロシアと連携しウクライナで軍事活動を行う北朝鮮の影響力が、日本海を越えて日本にも迫りつつある状況が懸念されています。この中で、日本の石破総理には今後の対応力が問われています。
尹大統領の非常戒厳令の失敗により、韓国では、北朝鮮に好意的な左翼野党の力が強まるだろう。ロシアと結託し、ウクライナに派兵している北朝鮮の影響力が、日本海の対岸まで迫りつつある。今こそ、石破総理の力の見せどころではないか。
https://t.co/7sUBpLFQWT— 野村修也 (@NomuraShuya) December 4, 2024
さらに、韓国の戒厳令の混乱を受けて、15日に予定されていた菅副総裁の訪韓や、来年1月に予定されていた石破総理の初の単独外遊としての訪韓も中止となる可能性が高くなっています。
韓国戒厳令失敗 これで15日の菅副総裁の訪韓は中止でしょう。また、石破さんの1月の訪韓(初単独外遊)も中止ですね。多分、このまま政権が瓦解するでしょうから
— 渡邉哲也 (@daitojimari) December 4, 2024
欧米各国では、この戒厳令について非常に深刻に報じており、特にイギリスやアメリカではトップニュースとして扱われています。朝鮮半島での有事が現実的に想定されていることを物語っています。
日本の人はイギリスはじめ欧州やアメリカが韓国の戒厳令をかなり深刻に報道していること、トップニュースであり現地から連続でライブ中継しっぱなしなことを理解しなければならない。朝鮮半島有事が想定されている。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) December 3, 2024
このような危機意識の違いがどのような差となって両国の将来に現れてくるのでしょうか。
スーパーのクマを捕まえるのに何十人も警察官動員して2日かかってる一方で、戒厳令出して野党が即動員されて議会開いて解除してってのを我々が寝てる間にやるスピード感の国があるなら、そりゃ国力に差が出ますわ
— ゆな先生 (@JapanTank) December 3, 2024