アクサン ターブル・ブルス(パリ2区)

杉山あゆみさんの「アクサン ターブル・ブルス」でランチ。

折り鶴オブジェが迎えてくれる

シェフのロマンの料理は、シュクレサレ(甘味と塩味)の使い方が絶妙。甘味の料理への、実に自由闊達な使いこなし。想像力&創造力豊かなアプローチだけど、決して不思議でなく、甘ったるくならず、ピシッと香味料としての”甘味”が決まってる。センスだねぇ、こうなると。お見事。

子豚モチーフブーダン🐷

桜チップ燻製バターもかわいい
パンも自家製

チェコの自然派ワイン、おいし〜

器の造形美
器、2人の手作り

イカを皮に見立てた餃子

コルベール(青首鴨)&燻製うなぎ
甘塩だけでなく、海山組み合わせも絶妙なセンス

オーナーシェフパティシエールであるあゆみさんのデセールは、エレガントかつ優しさに満ちたもの。シフォンケーキや口溶け抜群のショコラ菓子などのプチフールにもうっとり。

器との共鳴もきれい

シフォンケーキ、ホールでテイクアウトできるそう
今度お願いしよう♪

料理&お菓子、あゆみさんに至っては経営でも大忙しのはずなのに、器も全て2人の作品。どの器も、造形も色彩も手触りも、とてもチャーミング。

いったいいつろくろ回して焼く時間があるのか…。すごいなぁ、2人とも。

ワインセレクションもとてもいい感じで、素敵なランチタイム。冬に改装し、カウンター席ができる予定。トップクラスのレストランで、1人客を見かけることがどんどん増えてきている昨今。カウンター席の需要、あるだろうなぁ。

ワクワクなおいしさ満載の素敵なランチにありがとう。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年9月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。