ニコラ・フィヤット、パルム・ドール2009誕生&垂直試飲(シュイイー)

シャンパーニュへの旅。エペルネー近くシュイイーにある「ニコラ・フィヤット」へ。

初訪問
おっきくてきれい

一般見学もできる

今日は、メゾンのスペシャルキュヴェ”パルム•ドール“2009年の、ローンチお祝い♪

醸造責任者のギヨーム・ロフィアンとともに、”パルム•ドール”の垂直試飲。

よろしくお願いします、ギヨーム

生まれたてほやほやの09からスタートし、08、06(ジェロボアム)、05(ジェロボアム)、04(その場でデゴルジュマン!)、02(マグナム、こちらもその場でデゴルジェ)、00(マグナム)、99(マグナム、その場でデゴルジェ)、98(マグナム、その場でデゴルジェ)、そして95。

最後に、”パルム•ドール クロノテック”シリーズの00をおまけに。

ボトル、マグナム、ジェロ… パルム・ドールずらり
ワクワク♪

柑橘たっぷり初々しくも良い骨格持った09、まったり感と収斂が同居しスパイス料理に合いそうな08、鷹揚でバランス良い06、甘くてナッツや焦バター感たっぷりで包容力に満ちた05、甘い味と苦いキャラメル、酸がきれいでまだまだ長生きしそうな04、塩味豊かで、大黄などの苦甘味みもあって複雑な味わいの02、キレよくかつエキゾチックフルーツ感じる00、強い塩味と勢いがすごい99、桃やプラム、ミラベル、きのこや下草、コンテチーズなどが香る98、シェリーや熟成コンテなどが芳しく香りごく繊細な泡が残る(15年前にデゴルジュマン)95。

誕生おめでとう、2009

ジェロは注ぐの大変〜、とジェローム

06と05

何本かは、その場でデゴルジュマン
手作業のデゴルジュマン、初めて見るかも

佳境にはいってきた

見事な色の95

95までとそれ以降で、エチケットはもちろんボトル自体も違う
知りたい方は、底を見て〜

クロノテックシリーズは、通常と同じ仕込みに、ドザージュで変化をつけたもの
飲み比べるととても面白い

よく飲みました!(というより、試飲しました!)
残すの、不本意…
とはいえ、これからディナーでも飲むし、仕方ない

なんて素敵な、時間の遡り♪

大好きなレストランやホテルのバーで迎えたミレニアムの年明け。最初のパリ滞在の初めての夏、暑くてしょっちゅうバトームーシュ乗って涼んでたのを思い出す95年。試飲しながら懐かしい思い出がたくさん蘇ってくる。

素晴らしい体験に心から感謝。

本社周辺の葡萄畑
ヴァンダンジュも終わり、出来を待つ時期

そして、パルム・ドール09のお誕生会ディナー。

素敵な夜をどうもありがとうございました、ニコラ・フィアット


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年10月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。