ヤマトホールディングス(HD)と日本郵政が進めている協業が、存続の危機に直面しています。ヤマトは、フリマアプリ利用者が多い小型薄型荷物の配達を日本郵便に委託する取り組みを一時中断するよう申し入れました。この協業で配達が遅れることがしばしばあり、サービス品質を維持するため、自社で配達を続けると判断したためだそうです。
【協議】ヤマト運輸、日本郵便に配達委託の停止を打診 日本郵便側は反発https://t.co/lZf9ob8XEc
両社が協議しているのは、クロネコゆうパケットを巡る配達の委託。ヤマト側が、委託を始めた一部の地域で、輸送にかかる日数が以前より長くなっていると主張しているという。 pic.twitter.com/okBiO3XI0i
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 13, 2024
ヤマト運輸は、以前「メール便」の配達を自社から日本郵便へ委託する方針を取り、配達員3万5千人の削減を行いました。しかし、その後も業績が改善しなかったため、日本郵便に委託していた「クロネコゆうパケット」の配達について、遅延が目立つとして再び自社での配送に戻すことを検討。日本郵便に配達委託の停止を打診しました。
この動きに対し、日本郵便側は反発しており、両社の関係に緊張が高まっています。ヤマトと日本郵便の協業は難しい局面を迎えているようです。
ヤマト「メール便の自社配送やめます。日本郵便に委託します」
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配達員3万5千人リストラ
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業績改善せず
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ヤマト「なんかゆうパケット届くの遅くね?やっぱ委託やめるわ」
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日本郵便「おい」>ヤマト運輸が日本郵便に配達委託の停止を打診…「クロネコゆうパケット」対象、日本郵便側は反発 pic.twitter.com/ZvEjBqu2bL
— お侍さん (@ZanEngineer) December 13, 2024
現場を無視した働き方改革の影響もあるようです。
ヤマト運輸が日本郵便に配達委託の停止を打診…「クロネコゆうパケット」対象、日本郵便側は反発
日本郵便は普通郵便の仕分けを深夜〜早朝にしていたが日中に移し配達が1〜3日遅れている。ヤマトは人件費や物流コスト高、委託料が重荷となり赤字に転落。国は残業規制ではなく柔軟な支援をするべきです pic.twitter.com/89Sb7P6j9Z— のんびり (@nonbirimanabo) December 13, 2024
ヤマト運輸が荷物の減少に伴い、パケット系の荷物を自社配送に戻す方針を検討していると考えられます。しかし、以前にこれらの荷物を配達していた多くの従業員を削減してしまったため、日本郵便への委託をやめた場合、これらの荷物を誰が配達するのかという課題が浮き彫りになっています。
ヤマト、日本郵便に配達委託の停止打診 合意から1年半 – 日本経済新聞 https://t.co/0SYNTP14Zl
荷物が減った分パケット系を自前配送に戻そうって腹だとしてもヤマトはそれらの大半を配ってた人々を切ったわけで、〒に投げるのやめたら誰が配んの?— ボツノリ (@BTNR_) December 13, 2024
配達委託に伴い約3万5000人もの配達員を削減したにもかかわらず、経営状況は改善せず、赤字が続いている状態です。このような状況から、経営陣の判断に疑問の声が上がっています。
ヤマトは、日本郵便に、
配達委託の停止打診、
合意から1年半。ヤマトの経営陣が無能です。
委託配達員を3万5000人も
リストラしたにも関わらず
経営が悪化している、
赤字のポンコツ会社。https://t.co/njt9c9lVcL— 徳川光圀 (@QRBE78t7cxGKONk) December 13, 2024
日本の配送業界は今まさに岐路に立っています。
「長年対立を続けてきた両社が呉越同舟ともいえる協業を発表してから1年半。すんなりと協業が進まないところに、宅配便業界の厳しさがある」。何とか利用者にとってもいい協業が成り立つといいが。
ヤマト、宅急便低迷の誤算 日本郵便に配達委託停止打診:日本経済新聞 https://t.co/f7X6OEpVVB
— のとみい (@noto_mii) December 13, 2024