サンプラザが燃えている!文学賞も燃えている?

2022年に新設された文学賞「中野文学賞」の審査が進行中です。中野区は、若い世代が青春の一時期を過ごすことが多い場所として知られています。新たな才能の発掘を目的に「中野文学賞」が誕生しています。

審査員には小説家の中島京子、映画監督の篠原哲雄、歌手・タレントの中川翔子、ロックミュージシャンの大槻ケンヂ、小説家・作家エージェントの鬼塚忠などの名前が連ねられています。

現在、「中野サンプラザ」の再開発計画が壁に直面し、計画見直しが避けられない状況になっています。同じく、「中野文学賞」も課題に直面していると聞きました。詳細な解説を控えますが、特定の審査員を攻撃する投稿が寄せられたり、文学賞の誹謗中傷や毀損するようなメール等が届いているようです。

その中で、当方の名前が挙がっているという話を聞きました。

ここで、「中野文学賞」との関わりについて、経緯を説明させていただきます。

第1回開催時(2022年)、審査員と面会する機会があり応募を要請されました。すでに多数の出版実績がある当方にとっては関心は持てませんでした。しかし、「中野区賞の授与を約束する」と言われたため応募しました。

しかし、最終的に受賞することはなく、その後は関係者との連絡も途絶えました。そのような中で、関与を疑われたことは大変遺憾です。

今後のためにも、事実関係の明確化が必要と考えます。

著述業を生業とする者として、このような嫌疑をかけられることや、根拠のない評判が立てられることは大変迷惑です。そこで、以下の2点について中野文学賞事務局にメールで送達し、回答を求めることにしました。

  1. 私の関与が疑われる根拠
  2. 問題とされている事案の具体的な内容

本件については既に被害届が提出されているため、捜査の進展を待ちたいと思います。また、「中野文学賞」の健全な運営が遂行されることを切に願っております。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

2年振りに22冊目の本を出版しました。

読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)