ボナール美術館(ル・カネ、カンヌ)

カンヌの北、ル・カネへ。ここには「ボナール美術館」があって、一度来たかった。

ナビ派の代表ピエール・ボナールは、風光明媚なここル・カネに暮らしていた。

青空がよく似合うきれいな美術館

美術館は、観たことない作品が多く(ある程度は、エクスで開催中のボナール展に出張中だけど、春にエクスで観ているので問題なし♪)、キュレーターの解説聞きながらなので、とても楽しい。

ボナールはこの花瓶が大好きで、たくさん作品に描いてる
ちなみに本人が持っていたものは割れてしまっていて、
これはボナールの絵画をベースにしたリプロ

あっちもこっちも、この花瓶
さくらんぼ柄がかわいいね。私も欲しい
購読していた雑誌だか新聞だかの、定期購読者へのプレゼントだったそう

ル・カネの街をイメージした作品

知人の娘、マリーちゃん
肖像画を頼まれ左の作品を描いたのだけど、肖像画っぽくないと知人夫妻に言われてしまい
描き直したのが右上の写真のもの
絶対、最初の作品の方がいいよねえ

猫同様、ボナールがたくさん描いた、彼の飼い犬(名前忘れた)と一緒のマリーちゃん

いろいろ学んだけど、一番の収穫は、有名なボナールの白猫(私の、世界三大大好き猫の1匹)の名前がわかったこと。かの白猫さんは、その名をプセットといったそう。

恋しくなっちゃった。ぐ〜んと伸びをする白猫プセットに会いに、オルセーに行こう。

プセット、どこにいるかわかる?

椅子のところ♪

ちなみに、個人的3大大好き猫の他2匹は、ルーヴルに住んでるシャルダンの牡蠣を狙う憤慨する猫と、ミリーラフォレの聖堂にいるコクトーのとぼけた猫。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2024年10月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。