ワイン好きは「ワイン」よりも「ワイングラス」にこだわりなさい

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ホリデーシーズンということで、いつもよりも高級なワインを思い切って開けて飲みました。最近のシャンパーニュやブルゴーニュワインは価格が高騰し、少し落ち着いたとは言われるものの、ある程度の価格でないと満足するものは飲めなくなりました。

お気に入りのワインを開けるタイミングで素敵なワイングラスを頂き、早速使ってみることにしました。こちらのバレリーナシリーズのワイングラスは1脚25,000円から3万円近くしますが、ワインを注いだ時の輝きが素晴らしく、ワインの価値を2割も3割も高めてくれます。

シャンパングラスうはシャンパーニュの泡立ちが上品で、ブルゴーニュグラスでは赤ワインの香りも引き立ち、「価値>価格」のワイングラスだと思いました。

ワイングラスが3万円というと高いと思うかもしれません。しかしワインは飲んでしまえば2回目は記憶でしか楽しめませんが、ワイングラスは破損しない限り繰り返し使えます。3万円のグラスでも10回使えば1回3,000円です。

そう考えるとワインに過剰にお金をかけるよりも、ワイングラスに使った方がトータルの満足度は高まるような気がしました。

自宅ではなくワインバーのような専門店でワインを飲む場合でも、超高級店でなければコストを考えてそれほど良いグラスは使っていません。であれば自宅で良いグラスを使って自分の好きなワインをゆっくり飲む方が満足度は高まります。

自宅で飲む場合の問題はワイングラスの洗浄です。ワインを入れたままにしておくと底に残ったワインの色がグラスに付いてしまって、美しさが損なわれます。また、グラスの側面に水垢が付いて透明感が失われてしまうので、ワイングラス専用の布で綺麗にふき取る必要があります。

しかし、これをワインを飲んだ後にやろうとするとお酒が回っていますから破損してしまうリスクが高まります。かと言って、翌日まで放置しておくと汚れが取れにくくなってしまう。お店であればそんな心配はありません。

素敵なワイングラスをどうやってメンテナンスしたらよいのか。その心配が消えないのが今の悩みです。良い方法をご存知のワイン好きの方は是非教えてください。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年12月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。