中居くんは番組から消えた:守秘義務が破られたので9000万円は返金?

タレントの中居正広さんは、2023年に発生した女性トラブルを巡る報道が影響し、冠番組が相次いで放送中止や差し替えとなり、活動の危機に直面しています。

このトラブルはフジテレビ社員が関与したとされる会食を発端とし、女性との問題解決のために9000万円の示談金を支払ったという内容です。女性セブンが最初に報じ、その後、週刊文春が女性に取材を行い、報道内容を確認しています。

参照:【スクープ】中居正広が女性との間に重大トラブル、巨額の解決金を支払う 重病から復帰後の会食で深刻な問題が発生

フジテレビは関与を否定していますが、この影響で、複数のレギュラー番組が降板や放送中止となっています。2024年12月には会食でのトラブルにより9000万円の示談金を支払ったとされ、TBS「金スマ」や新番組「THE MC3」、テレビ朝日「土曜日な会」、フジテレビ「だれかtoなかい」などの放送が次々と見合わせに。

CM出演契約も相次いで終了しています。違約金も相当額に上ると見られています。一部ではソフトバンクの違約金が10億円とも言われています。中居さんの芸能界での立場が揺らいでいます。

週刊文春は、中居正広さんに関する問題の第2弾が掲載されています。見出しは「X子さんの訴えを握りつぶしたフジの3悪人」となっており、フジテレビをターゲットに絞っているようです。

参照:《中居正広9000万円トラブルに新展開》20代女性は“フジテレビ有名女性アナ”に被害報告をしていた 週刊文春

中居さんの性加害があったとされる件に関して、「守秘義務が破られた場合、9000万円を返金してもらえるのか」という疑問が残ります。

守秘義務は示談成立時に当事者間でのみ発生するため、それ以前に話を聞いた第三者の発言を止める手段はないようです。

これまでオリンピック中継やスポーツ関連の活動でキャスターとしての実績を築いてきた中居さんですが、今回のスキャンダルによって信頼を失い、復帰の見通しが立たない状況です。

中居さんは謝罪を発表し「問題に真摯に向き合っている」としていますが、詳細な説明は避けています。一部では過去の女性トラブルや旧ジャニーズ事務所との関係が再燃する可能性が指摘されており、芸能界全体の構造的な問題が浮き彫りになっています。