三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品が盗まれた事件について、警視庁は46歳「元行員」の今村由香里容疑者を窃盗容疑で逮捕しました。容疑者は練馬支店で貸金庫を管理していた際にスペアキーを使い無断で解錠し、顧客2人が預けていた金塊約20キロ(約2億6000万円相当)を盗んだとされています。
やっと…https://t.co/E2HXIM0HNt
三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金塊2億6000万円相当を盗んだとして、警視庁捜査2課は14日、窃盗容疑で、元行員の女(46)=東京都練馬区谷原=を逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) January 14, 2025
警視庁の調査によると、今村容疑者は盗んだ金塊を質店に持ち込み現金化した上、その資金をFXなどの投資に利用していました。また、顧客の現金が不足した場合には他の貸金庫から一時的に補填する「自転車操業」を行っていたとされています。
FX鉄火姉さん、ついに逮捕。
金塊から足が付きやしたかね? 質入れしたゴールドの刻印が警察の品触れに引っかかりゃ、銀行も庇いきれねえもんな。これが無けりゃ、事件が明るみに出ることは無かったかも…
窃盗の量刑、最高20年に上げたらどうですかい? 10億隠してたら、懲役10年なんて安いもんでさ https://t.co/fEOAiIQ4zu— 雨引の文五郎 (@amabikibungo) January 14, 2025
現金に関しては「表に出せないお金」のためか、少なからぬ金額が盗まれたにもかかわらず、被害届がほとんど提出されていなかったようです。
なぜ預金せず現金を貸金庫に?>「この到底合理的とは言えない行動から浮かび上がるのは『「表に出せない金』という疑念。そのためか多額の現金が窃取されたにもかかわらず、被害届があまり出ていないという」/三菱UFJ銀行「貸金庫事件」が開けたパンドラの箱 https://t.co/BdbmayljqP
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) December 14, 2024
2024年10月に顧客からの指摘により発覚し、三菱UFJ銀行は翌月に今村容疑者を懲戒解雇しています。被害は60人以上の顧客に及び、被害総額は十数億円に上る可能性があるとされています。それだけにこれまで逮捕されずに生活をしていたというのは驚きです。
これ身柄も拘束しないで、海外逃亡したらどうするの? 警察も甘すぎないか。 https://t.co/fzF2t4Pkrc
— 池田信夫 (@ikedanob) December 6, 2024
貸金庫は完全な密室で、中身の記録が残されていないため、被害を訴えても今村容疑者が否定した場合、立証は困難とされていました。しかし、盗んだ金塊を買い取り店で売却したことが証拠となり捜査が進展したとみられています。
三菱UFJ銀行で貸金庫10億円超を窃盗した40代の女性行員がまだ逮捕されず、東京都内で生活を送っていることが「週刊文春」の取材で明らかに。
貸金庫は完全に密室で何が入っていたかの記録もない。いくら被害を訴えても容疑者が否定したらひっくり返すのは困難。捜査当局が頭を抱えているだろう。
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) January 12, 2025
今村容疑者は過去に多額の「借金」をしており、2014年には借金を減額する法的手続きをしていたそうです。
三菱UFJ銀行 “貸金庫10億円窃盗”女性行員(46)が「借金トラブル」で破産寸前だった!
記事はこちら↓https://t.co/LmLnNx06dZ#週刊文春
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) January 13, 2025
貸金庫の特性上、被害品の特定が困難だったため捜査は長期化しましたが、警視庁は質店の記録や容疑者の供述を基に「元行員」の立件に至りました。
「元行員」じゃなくて現役の時にやってたんだから元をつけるなよhttps://t.co/v3gpWx9HHC
— ゆな先生 (@JapanTank) December 7, 2024