日本生命保険やトヨタ自動車は18日、タレント中居正広さん(52)の女性トラブル問題に関連し、フジテレビで放映しているCMを当面差し止めると発表しました。
明治安田生命やアフラックも同様の対応を表明し、フジテレビへのCM対応を見直す動きが広がっています。
フジテレビの港社長が緊急会見を行った翌日の18日、同局で放送されるCMが相次いでスポンサー各社によりキャンセルされ、「公益社団法人ACジャパン」のCMに差し替わる事態が発生しました。
スポニチの報道によると、午後3時までに全327枠のうち38本が差し替えられ、特に「めざましどようび」では14本が変更されたとのことです。
参照:トヨタ、日本生命などフジテレビへのCM差し止め相次ぐ スポニチ
港浩一社長の会見は完全に裏目に出たかたちとなりましたが、フジテレビは今回の事態を受けてさらなる対応を迫られる状況にあります。
この動きが他の企業にも広がれば、フジテレビにとって深刻な影響を及ぼし、経営に大きな打撃を与える可能性が出てきます。
当面の間はスポンサーとフジテレビとのギリギリの駆け引きが続きそうです。
この期に及んでスポンサーをやめられない企業は、なにかのっぴきならない事情があるのでしょうか。