製造・建設の超人手不足と事務求職者17万人の余剰:消滅するホワイトカラーを希望する人たち

製造業や建設業で深刻な人手不足が続く一方、事務職では求職者が求人を大きく上回り、労働市場のミスマッチが問題となっています。この背景には、ここ30年で高卒就職者が7割減少した一方で、大卒就職者が4割近く増加したことがあげられています。

背景には、高卒就職者の大幅な減少や大卒就職者の増加があり、現場労働を避ける傾向や賃金差も影響しています。

建設や輸送業などでは求人倍率が高いのに対し、事務職は求職者が多く、再就職が難しい状況が続いています。職種のイメージも影響し、現場労働が敬遠されがちです。

高学歴志向やホワイトカラー偏重がすでにあり余っている事務職に殺到し、労働需給のミスマッチを生み出しています。

日本は外国人労働者で不足を補ってきましたが、競争が激化しており、今後の人材確保が課題ですが、とくに建設業での人員管理は難しいようです。

労働市場のズレを解消する取り組みが求められています。

いつの時代も社内失業の大半は中高年層で、大企業でもオフィスは人余りとなっています。

AIにいちばん置き換わりやすい仕事に殺到しているというのはなんとも皮肉なことです。

大学に無理して行く、行かせる必要はあるのでしょうか。