ジャーナリストの伊藤詩織さんは10日、東京新聞の望月衣塑子記者の記事が事実と異なり名誉を毀損されたとして、望月記者に330万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴しました。
伊藤詩織さんが望月衣塑子記者を330万円をもとめ東京地裁に提訴したらしい。
望月記者は自分の非を認めて、しっかりと謝罪して330万円を払って下さい。伊藤詩織さんのために。#伊藤詩織さん#望月衣塑子記者 pic.twitter.com/oIRgwaSdfy
— ダウンタウン松本人志さんの復帰を願う (@lNwknA15HQ8574) February 14, 2025
参照:伊藤詩織さん、名誉毀損で東京新聞の望月衣塑子記者を提訴 映画を巡る記事は「事実と異なる」 望月記者「誤りはない」 沖縄タイムス
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望月衣塑子記者と伊藤詩織氏
問題となったのは、伊藤さんの映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」に関する記事で、東京新聞と望月記者は「裁判以外で使用しないと誓約した監視カメラの映像が無断で使用された」と指摘していました。
【独自・取材執筆】伊藤詩織さんのドキュメンタリー映画は、タクシー運転手や刑事、弁護士とのやり取りの無断での録音録画と映画での使用、そして、ホテルが民事訴訟での使用のみで許可した防犯カメラの映像の無断使用などが問題視され、日本で上映の目処が全くたっていない。しかし、米国のパラマウン… pic.twitter.com/7OkSlHYs6M
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) January 14, 2025
「映画が賞をとれば無断使用にお墨付き」弁護士が追及 伊藤詩織さん「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」https://t.co/3DhfZQGwzp
— 東京新聞デジタル (@tokyo_shimbun) December 18, 2024
しかし、伊藤さん側は訴状で、この参加者から映像使用の許諾を得ていたことを明らかにしています。伊藤さん側は映像の許諾を得ていたと主張し、記事が自身の社会的評価を著しく損なったと訴えています。
伊藤詩織さん、監督映画巡る記事で東京新聞の望月記者を提訴「利己的な人との印象与えた」https://t.co/WMh6nvLEqv
映像ジャーナリストの伊藤詩織さんは10日、東京新聞の望月衣塑子記者に対して執筆記事で名誉を毀損(きそん)されたとして330万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 14, 2025
東京新聞は2月7日に記事を訂正し、誤解を招く表現だったとして謝罪していますが、一方、望月記者は「記事に誤りはなく、訴訟は言論活動を抑える意図を感じる」とコメントしています。
伊藤さんの作品「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」は、17日にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門で、出品された169作品のうち15作品に選出されました。この中から最終的に5作品がノミネートされます。
第97回アカデミー賞ショートリスト入り! 自身の受けた性的暴行被害の調査の過程を克明に記録した、#伊藤詩織 監督作『#ブラック・ボックス・ダイアリーズ』。US版『ELLE』に作品への思いを語ったhttps://t.co/s788RiCMc7
— ELLE Japan (@ellejapan) January 17, 2025
一方で、伊藤さんは、クラウドファンディングで資金を集めた別の作品が未完成のままで「出資トラブル」となっているのではないかという報道もあります。
【ドキュメンタリー映画がアカデミー賞候補】
伊藤詩織氏、クラファンで資金を集めた“別の監督作”が未完成のままで「出資トラブル」が浮上https://t.co/gIaf6GgrXP
伊藤氏は2019年春にクラファンを立ち上げて250人から約530万円を集めたが、6年近く経った今も作品は未完成のままだ。…— NEWSポストセブン (@news_postseven) February 3, 2025
かつての盟友と袂を分かつことになりましたが、望月記者はどんなに失敗しても、前を向いて進んでいくようです。
どんなに失敗しても、前を向いて進んでいく――。
仕事でもプライベートでもドジばかりの新聞記者・亜沙子。それでも取材の現場で理不尽に怒り、黙さず、めげずに突き進んでいく彼女の姿には、どこか勇気と元気をもらえるはず。… pic.twitter.com/U1dfPkWQ90
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 12, 2025