飲食店の「予約間違え」を防止する確認作業の大切さ

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今週出かけた田町にある水炊き鍋のお店は、オーナーと知り合いなので、店舗ではなくオーナーにメッセンジャーで連絡して予約してもらい良く利用しています。

2か月前に予約をしていたのですが、予約時間に行くとお店のスタッフからは予約が入っていませんとの返答。こちらはメッセージのやり取りで確認しているのでオーナーが忘れているのかと思ったのですが、複数の店舗を運営しているので別の店舗の予約と勘違いしていたのが原因とわかりました。

幸い、急遽5名分の席を作ってもらいお店には入れましたが、別のお店は私のために取っておいた5名分の予約がドタキャンされたのと同じ状態になってしまい迷惑をかけてしまいました。

飲食店の予約に関するこの手のトラブルは少なくありません。先月も1年前から予約していた予約困難店の予定を一緒に行く人が失念していたことがありました。

前日に念のため確認の連絡をしたところ、すっかり忘れていたようです。東京にいないのでお店に行けないということになり、急遽別の人を誘って代わりに行ってもらうことにしました。

飲食店の予約の間違えがあると、お店側にも利用者側にも負担がかかります。

お店が予約を間違えると、人気店の場合は満席で席が用意できなくなる可能性もあり、クレームにつながります。

利用者が予約を忘れたり間違えて予約日に行かない場合、キャンセルポリシーに基づいて当日キャンセル扱いになって飲食代の100%がチャージされる場合もあります。

そして、このようなミスコミュニケーションが発生すると、何とも気まずい雰囲気になってしまい、お店との信頼関係が崩れてしまいかねないのです。

そうならないためには、お店の予約をする場合は日時・人数だけではなく、複数店舗のどこに行くのかを事前に確認する。そして一緒に行くメンバーにも遅くとも前日までには確認のメッセージを送ることです。

今回の水炊きのお店は最終的には何事もなかったように利用させてもらい「ラーメン二郎リスペクト 二郎鍋」(写真)を含む美味しいお料理を堪能できました。また、近いうちに利用しようと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年3月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。
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