泉房穂氏「国民民主党共同代表」打診の過去を暴露、れいわとの共闘も?

元兵庫県明石市長の泉房穂氏は27日、自身のX(旧ツイッター)で、2023年7月に国民民主党から共同代表就任の打診を受けていたことを明かしました。

泉房穂(いずみ ふさほ ) @izumi_akashi

辛坊治郎さん、 「国民民主との相性はあまり良くないはず」とのコメント ですが、私としては政策的には重なるところも多いと感じてきました。玉 木代表の依頼で高松で講演をしたこともありますし、国民民主党の共同代 表の打診を受けたこともあります。 お断りしましたが・・・

泉房穂氏Xより

泉氏はこれを断った理由について、「自公与党との連立を前提にした話だったから」とし、「与党の延命に手を貸すことはしたくなかった」と述べました。

泉房穂氏Xより

この突然の発言に驚きの声が上がっています。

泉氏は同年4月に市長を退任しており、当時は国民民主党が与党入りするかどうかが政界の注目を集めていました。

参照:泉房穂元市長のパワハラ発言に明石市民の怒りが爆発 アゴラ

打診は7月17日にJR新神戸駅近くのホテルで行われ、「①共同代表就任、②近畿ブロック比例単独1位、③与党連立入り後の少子化担当大臣」の3点が提示されたと泉氏は振り返っています。

また、泉氏が与党入りについて確認したところ、国民民主党の玉木雄一郎代表は財務省時代の同期である自民党の木原誠二選対委員長と話を通していたと明かしました。

泉氏は今夏の参院選兵庫選挙区に無所属で立候補する意向を示しており、今回の経緯を公表した理由について「事実を国民に明らかにし、その判断を仰ぎたい」と述べています。

その後、玉木雄一郎・国民民主党代表が、泉房穂氏との過去のやり取りについて事実関係を整理しています。2年前に出馬の可能性を話したことは認めつつも、一連の発信は国民民主党関係者を困惑させる失礼なものであり、非常に残念に思っていると述べています。

泉氏は一連のポストを削除しています。

内情を知らない人たちからすると、いろいろと勘繰ってしまいます。

泉氏は、今夏の参院選兵庫選挙区に無所属で立候補することを正式に表明していました。政党の公認は受けずに推薦を受け入れる意向で、立憲民主党、国民民主党、連合兵庫からの支援を受ける見通しでした。

また、国民民主党だけでなくれいわ新選組との共闘も可能だそうです。

参院選に向け、兵庫県は政治家のパワハラとどのように向き合っていくのかも注目されます。

参照:泉房穂元市長のパワハラ発言に明石市民の怒りが爆発 アゴラ

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