元兵庫県明石市長の泉房穂氏は27日、自身のX(旧ツイッター)で、2023年7月に国民民主党から共同代表就任の打診を受けていたことを明かしました。
泉房穂氏、国民民主党共同代表打診の過去明かす「自公と連立前提で断った」入閣条件提示も https://t.co/d61LBfCDyo
「与党入りの話に驚いて確認すると、(国民民主の玉木雄一郎代表は)財務省同期の(自民党選対委員長の)木原誠二さんと話を通しているとのことでした」と書き込んだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 28, 2025
泉房穂(いずみ ふさほ ) @izumi_akashi
辛坊治郎さん、 「国民民主との相性はあまり良くないはず」とのコメント ですが、私としては政策的には重なるところも多いと感じてきました。玉 木代表の依頼で高松で講演をしたこともありますし、国民民主党の共同代 表の打診を受けたこともあります。 お断りしましたが・・・

泉房穂氏Xより
泉氏はこれを断った理由について、「自公与党との連立を前提にした話だったから」とし、「与党の延命に手を貸すことはしたくなかった」と述べました。

泉房穂氏Xより
この突然の発言に驚きの声が上がっています。
口の軽い政治家。
— MP40 (@kamata77777) March 28, 2025
バカバカしい
— フォックス中佐 (@CommanderFox53) March 28, 2025
泉氏は同年4月に市長を退任しており、当時は国民民主党が与党入りするかどうかが政界の注目を集めていました。
参照:泉房穂元市長のパワハラ発言に明石市民の怒りが爆発 アゴラ
打診は7月17日にJR新神戸駅近くのホテルで行われ、「①共同代表就任、②近畿ブロック比例単独1位、③与党連立入り後の少子化担当大臣」の3点が提示されたと泉氏は振り返っています。
あれだけ断言して流石にそれはないんじゃないですか。一体全体このポストは事実なのか事実でないのか、立候補するならそれはきちんと説明するべきだと思います。貴方が仰る「国民を救う政治」を本気でやる気があるなら。それはこのオファーをしたとされている国民民主党・玉木代表も同様です。 https://t.co/1HvSB7W6LT pic.twitter.com/lCuFC2NR9r
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 28, 2025
また、泉氏が与党入りについて確認したところ、国民民主党の玉木雄一郎代表は財務省時代の同期である自民党の木原誠二選対委員長と話を通していたと明かしました。
あれだけ断言して流石にそれはないんじゃないですか。一体全体このポストは事実なのか事実でないのか、立候補するならそれはきちんと説明するべきだと思います。貴方が仰る「国民を救う政治」を本気でやる気があるなら。それはこのオファーをしたとされている国民民主党・玉木代表も同様です。 https://t.co/1HvSB7W6LT pic.twitter.com/lCuFC2NR9r
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 28, 2025
因みにこちらもあります。木原氏と財務省同期の国民民主党の議員は玉木しかおられませんので、2023年7月17日に玉木氏が上のPostのオファーを正式に泉房穂氏にしたという事になります。 pic.twitter.com/lIjQDYbH90
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 28, 2025
泉氏は今夏の参院選兵庫選挙区に無所属で立候補する意向を示しており、今回の経緯を公表した理由について「事実を国民に明らかにし、その判断を仰ぎたい」と述べています。
木原誠二氏と財務省同期なのは玉木氏。これはつまり、国民民主・玉木代表が、正式に、自公連立を前提に泉房穂氏に共同代表を提案し、連立入り後は少子化担当大臣を約束していたと言う事。政治はあらゆる可能性はあり得ますが、それにしても表で言っている事と裏でやっている事の余りの違いに驚きます。 https://t.co/azkcFs94Cv
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 27, 2025
その後、玉木雄一郎・国民民主党代表が、泉房穂氏との過去のやり取りについて事実関係を整理しています。2年前に出馬の可能性を話したことは認めつつも、一連の発信は国民民主党関係者を困惑させる失礼なものであり、非常に残念に思っていると述べています。
泉房穂さんの投稿を確認しました。
先日の出馬会見を拝見し、あまりにも公党に対する敬意を欠いたものだったため、泉氏への兵庫県連における推薦の検討をとりやめ、国民民主党独自候補擁立の方向で動いています。そのことを受けた発信でしょうか。…
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) March 28, 2025
泉氏は一連のポストを削除しています。
【お詫び】
いくつかのポストを削除しました。『国民を救う政治』の実現に向けて、より多くの方々の応援をいただけるよう、努力していきたいと思っています。— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) March 27, 2025
内情を知らない人たちからすると、いろいろと勘繰ってしまいます。
出馬会見で応援してくれる政党があるなら断る理由ないって言ってたのに急に無所属市民派を強調し始めた泉房穂氏。
これって出馬表明後、予想以上に評判悪くて国民民主から推薦断わられ、あんな暴露しだしたんじゃないかな?
こんな性格だと大同団結なんて無理よな。
ほんと自分大好き口だけおじさん⋯— こらら (@korarakko) March 27, 2025
泉氏は、今夏の参院選兵庫選挙区に無所属で立候補することを正式に表明していました。政党の公認は受けずに推薦を受け入れる意向で、立憲民主党、国民民主党、連合兵庫からの支援を受ける見通しでした。
泉房穂氏、参院選立候補を表明 立憲・国民・連合兵庫が支援見通し https://t.co/4smfhJy0kz
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) March 24, 2025
また、国民民主党だけでなくれいわ新選組との共闘も可能だそうです。
『れいわ新選組との共闘について、一度説明してほしいです』とのお尋ねですが、私としては共闘可能だと思っています。山本太郎さんが「れいわ新選組」を立ち上げられたとき、何度も街頭に演説を聴きに行きました。その後、お声かけいただき、食事を共にしたこともあり、関係は悪くないと思っています。 https://t.co/Mefy3oXxAP
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) March 26, 2025
参院選に向け、兵庫県は政治家のパワハラとどのように向き合っていくのかも注目されます。
斎藤知事の些細なことでパワハラパワハラ騒いでた奴らが、
「火つけてこい」のパワハラの王様、泉房穂の出馬に何も言わないの頭おかしいやろ— 暇空茜 (@himasoraakane) March 23, 2025
パワハラで辞職したのに参院選立候補する泉房穂さんはどう思われますか。 https://t.co/MC2oZyOecQ
— けんやま (@RNP9o6K1tHF34ju) March 27, 2025
参照:泉房穂元市長のパワハラ発言に明石市民の怒りが爆発 アゴラ