石破首相が国会で、食料品の消費税率をゼロに下げろという野党議員の質問に「一概に否定するつもりはない」と答弁したことが、いろんな波紋を呼んでいます。
自民党の木原誠二さんは「様々なことを検討していると思う」というだけで、まだ党内にはかっていないことを示唆しました。
これに反応したのが、国民民主党の玉木雄一郎代表。
すべての品目の消費税率を5%に下げろというのですが、これで税収は13兆円失われ、インフレは加速するでしょう。
国民民主党の支持層も消費減税には否定的です。
玉木さんがどこまで本気なのかは、よくわかりません。
主計局にいた玉木さんは、消費税がいちばん合理的な税だということは知っているはずなので、これは参院選向けのアドバルーンでしょう。