民主党、州議会補選で大金星: 共和党が米国下院で少数派に?

トランプ氏が国連大使に指名していたエリス・ステファニク下院議員の人事案が撤回されました。その理由はステファニク氏の辞任後に実施される補選で共和党への逆風が懸念され、敗北した場合、下院での多数派が失われる可能性があるからです。

26日に、昨年の大統領選にてトランプ氏がハリス氏を大差で下したペンシルベニア州ランカスター郡の州議会上院の特別選挙で民主党が勝利を収めました。

関税引き上げ等の不人気な政策を推進しているトランプ政権の風当たりが強まっていることを象徴する選挙結果となりました。

選挙当夜の結果が終わり、民主党のジェームズ・マローン氏は、2024年にトランプ氏が約15%の差で勝利した後、ペンシルベニア州第36上院選挙区をひっくり返したようだ。この選挙区はランカスター郡の約半分を占める。

共和党が負けるはずがないと見られていたフロリダ州の下院補選も雲行きが怪しくなってきました。以前まで補選が実施されるフロリダ州第六選挙区から選出されていたウォルツ氏のスキャンダルも影響するかもしれません。

フロリダ州第6選挙区では、民主党のジョシュ・ウェイル氏が共和党のランディ・ファイン氏を44%対41%でリードしている。同選挙区は、特別選挙が迫る中、トランプ氏を30ポイント以上支持している。

現在、下院で共和党と民主党の議席数は5議席しか違いません。火曜日に予定されている補選で共和党が敗北すると、採決の際に欠席者が造反が出た場合に法案が通せなくなる可能性があります。

イリース・ステファニク氏インスタグラムより

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