トランプ米大統領は7日、石破茂首相との電話会談後、自身のSNSで「日本は交渉のためにトップチームを送ってくる」と述べ、日本との貿易関係に対する不満を再び表明しました。
— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) April 8, 2025
特に日本市場が米国製自動車を受け入れていない一方で、米国は日本製自動車を大量に受け入れていると主張し、農産物などについても不公平な取り扱いを受けていると訴えました。
iphoneもWindowsもマクドナルドもVISAも良いものは日本でも売れている。それだけのこと。
「我々は日本でまったく車を売っていない」トランプ大統領 石破総理にアメリカの自動車が日本でも売れるよう“市場の開放”求める(TBS NEWS DIG Powered by JNN)https://t.co/SCRUS5NiQf— 松原仁(衆議院議員 無所属 東京26区 目黒区・大田区)まつばら仁 (@matsubarajin731) April 8, 2025

トランプ大統領トゥルースより
世界中の国々がアメリカと話したがっている。こちらは厳しくも公平な条件を提示している。今朝、日本の首相と話した。彼は交渉のためにトップチームを送ってくるそうだ。日本はこれまで貿易でアメリカを非常に不公平に扱ってきた。彼らはアメリカの車をまったく買わないのに、アメリカは日本の車を何百万台も受け入れている。農産品も同じだし、他にも多くの“もの”がそうだ。すべてを変えなければならない。特に中国とは、絶対に変えていかなければならない!!!
また、トランプ大統領は日本に市場開放を強く求め、「日本とは良好な関係にあり、今後も維持したい」との考えも示しましたが、日本は屈服した上に卑怯者扱いとなってしまいました。
関税はチキンゲームだから「報復するぞ」という脅しがcredible commitmentになれば有効だが、日本は最初からチキンになると向こうにわかっているので、脅しがきかない。 https://t.co/UYUgc2RGJX
— 池田信夫 (@ikedanob) April 7, 2025
一方、石破首相は電話会談後、米国の関税措置は極めて遺憾であり、日本が対米投資を継続している中で、関税措置が日本企業の投資余力を損なうことへの懸念を伝えたと説明しました。
【速報】石破総理、トランプ大統領と電話会談
軽くあしらわれた模様… pic.twitter.com/oCewzLK8RG— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) April 7, 2025
その上で、一方的な関税ではなく、日米双方に利益となる協力のあり方を模索すべきと主張しました。両首脳は今後も率直かつ建設的な協議を継続し、両国で担当閣僚を指名して協議を進めていくことで一致しました。
【悲報】石破首相さん、トランプ関税に対して「何を言ってるか分からんな」と、重大な暴言を吐いてしまい、日米関係の悪化は不可避か。消費税を廃止するだけで簡単に解決する問題を財務省が石破にわざと難しく「ご説明」しているのではないかと話題に。 pic.twitter.com/F6rDzUaITB
— Poppin Coco (@PoppinCoco) April 2, 2025
石破首相は、関税問題に対応するため8日朝に「総合対策本部」を開催する方針を示し、政府として国民や企業の不安に対応していく決意を語りましたが、将来の日本人に負担を先送りすることで対応するようです。
「選挙対策のバラマキ」ではないでしょうか。
関税回避で真っ先に検討すべき「農産物などの関税撤廃」には否定的なのに、補正予算には飛びつく。
しかし、その財源は巡り巡って私たちのお財布です。
支持率低下の中、トランプ関税を「これ幸い」とバラマキの正当化に使っているようにしか見えません。 https://t.co/81oyALp8ID— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) April 7, 2025
日本の政権の迷走も酷いですがアメリカも大概です。
一時、関税90日延期案を検討しているとされたハセット氏は、テレビ番組で、大統領が金曜日から日曜日までゴルフ場にいたのに「トランプ氏はこの週末を通じてずっと世界各国の指導者と協議をしていた」と発言。
これが今の米政権の実態。 https://t.co/yodTSI2lvz— 磯野直之 (@IsonoNaoyuki) April 7, 2025

トランプ米国大統領との電話会談についての会見をする石破首相 首相官邸HPより