トランプ大統領、パレスチナ国家承認へ?:中東訪問で「大きな発表」

中東地域のニュースを発信するザ・メディア・ラインによると、5月中旬に予定されているトランプ氏と湾岸諸国首脳との会談において、パレスチナを正式に国家承認する可能性が浮上しています。

トランプ大統領の中東訪問中の5月中旬、サウジアラビアは湾岸諸国と米国の首脳会談を主催する。パレスチナ国家に関する重大発表、主要な経済取引、米国とサウジの平和的核協力など、さまざまな憶測が渦巻いている。

記事内で引用された外交筋によると、「ドナルド・トランプ大統領は、パレスチナ国家とそれに対する米国の承認、さらにはハマスの関与しないパレスチナ国家の樹立に関する宣言を行うだろう」とされています。

トランプ大統領 ホワイトハウスXより

中東訪問を前に、トランプ氏は「大きな発表」が予定されていると発言しており、その内容についてさまざまな憶測が広がっています。

第一次トランプ政権と緊密な関係を築いていたサウジアラビアとは、民生用原子力技術の提供をめぐる合意が発表される見込みです。

交渉では、サウジアラビアがイスラエルを国家承認するかが争点となっていたが、トランプ政権は合意成立を急ぐため、この条件を撤回したと報じられています。事実であれば、イスラエルの孤立化は避けられない状況です。

今回の中東訪問ではトランプ氏がイスラエルを訪問せず、ヘグセス国防長官もイスラエル訪問の中止を発表しています。

トランプ大統領、今回のイスラエル訪問は予定していないと発言 – ロイター

速報:ヘグゼス米国防長官、イスラエル訪問を中止

仮に、トランプ氏がパレスチナを国家承認し、イランとの核交渉も成立させればノーベル平和賞は間違いないのでしょうか?

もし米国がパレスチナとガザの停戦を承認するというニュースも現実になれば、地球上のいかなる力もトランプがノーベル平和賞を受賞するのを阻止することはできないだろう。