空港で「イモトのWi-Fi」を借りる必要はもうない⁈

現地で開催される講演会への登壇を目的に弾丸でやってきたニューヨークですが、滞在は実質現地で2日だけ。あっという間に終わってしまいました。とは言え、朝からホテルの近くの屋台でホットドッグも食べられたので満足です。

アメリカに限らず海外旅行に行く時に心配になるのは現地での通信環境です。特に1人で移動する時は通信環境が確保できないと目的地にたどり着けませんし、ウーバーなども呼び出すことができません。

これまでは購入したグローカルミーというWi-Fi端末を持参し、訪問先の国のWi-Fiの接続サービスを都度購入して通信環境を確保していました。

今回もいつものように自分のグローカルミー端末を持参しようと思ったところ、出発直前に電源がうまく入らないことに気が付きました。そこで慌てて急遽羽田空港でWi-Fi端末を借りることにしました。3泊5日間でレンタル料金は諸費用込みで12,000円を超えました。端末が買えそうな価格です。

この端末は携帯電話と同じ位の大きさがあり、通信環境維持のために携帯と端末の両方を持ち歩かなければなりません。これは結構面倒です。

もっと良い方法は無いかと携帯のキャリア選択に詳しい専門家に相談したところ、今の携帯の契約をahamoにMNPして契約変更することを勧められました。月額の支払い金額はほぼ変わらず契約変更できることがわかりました。

ahamoであれば携帯電話をそのまま無料で海外でも使えるというのです。しかもahamoの場合は毎月20GBの日本での通信容量を海外でも追加料金なしでそのまま使えます。

しかもエリアは多くの日本人が行く国はほぼカバーしているので問題はありません。

私が今回羽田空港で借りたのはイモトのWi-Fiではなく別のWi-Fi端末貸し出し業者でしたが、携帯のキャリアが変更できればもう空港でこの手のWi-Fi端末貸出し業者を使う必要はありません。

コストも重要ですが、何よりWi-Fi端末を持ち歩かなくて良いのが圧倒的なアドバンテージです。

週末に日本に帰国したら、早速キャリアの変更して次回の海外旅行に備えたいと思います。

海外に行く時に今回の私と同じようにWi-Fi端末を毎回借りている人は、携帯のキャリア変更を検討してみてはどうでしょうか?

ただし電話をかけると高くなるといった利用する上での注意事項もありますから、専門知識を持っている人に相談して最終判断することをおススメします。

murat4art/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年5月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。